日本美術
東京国立博物館で開催されている美術展に行ってまいりました。 やまと絵展2023 この広告を見て、こんな金屏風があるのかと勘違いしてしまいましたが、この広告は創作です。数多くの「やまと絵」を切り貼りした絵です! もともと、日本美術は好きなので、まあ…
実に、半年以上ぶりに、美術展に行ってまいりました。 もはや、意を決して、というか、感染対策をすれば、もういいんじゃないかという半分怒りも混じった思いで、行くことにしました。というのも、外出自粛をし続けても減少傾向さえ無い日々の感染者数。毎日…
かなり久々に、美術展に行ってきました。子どもたちと離れてゆっくり美術鑑賞なんて・・・。感謝です。 北斎とジャポニスム展。現在、国立西洋美術館にて開催中です。 コンセプトは、そのタイトルどおり、葛飾北斎が西洋に与えた影響を、数々の北斎の作品と…
ファインバーグ・コレクション展に行ってきました。初めて両国の江戸東京博物館です。 この美術展は、その名のとおりアメリカのファインバーグ夫妻が集めた江戸美術のコレクションです。 江戸美術といえば、以前鑑賞した大琳派展が印象的でしたが、この美術…
先日、恵比寿にランチに行った帰り、山種美術館に立ち寄りました。もう桜は散ってしまったけど、桜2012展が開催中で、「美術館でお花見!」してきましたよ。 山種美術館HP 日本美術って、やはり西洋美術よりずっと繊細で優美に感じます。色のタッチが癒され…
先週の土曜日、東京国立博物館で開催中の写楽展に行ってきました。 ⇒写楽展・公式HP あまりに作品数が膨大で圧倒されてしまい、記事にするのが遅くなりました。 東洲斎写楽はたった10ヶ月間しか活動しなかった絵師で、その正体がミステリーとなっているそ…
昨日、山種美術館で開催していたボストン美術館浮世絵名品展に行ってきました。 公式HP 浮世絵は、以前に東京国立博物館で数枚見たことがありましたが、日本に残っている浮世絵は少なく、これほど多くの浮世絵を見たのは初めてでした。実に144点!このチラ…
東京国立近代美術館で開催中の、上村松園展に行ってきました。 上村松園(1875-1949)は、京都出身・明治生まれの女流・日本画家です。 女性を高尚に美しく描きたい、と数多くの「美人画」を描きました。 なので、この美術展ではまさに「女性、女性、女性・…
東京国立博物館で開催中の長谷川等伯展に行ってきました。 3月22日まで開催しています。没後400年特別展長谷川等伯・公式HP 長谷川等伯は、好きな絵師なので楽しみにしていました。 今回の展覧会は、タイトル通り、長谷川等伯だけにスポットを当て、 長谷…
美しくて見とれてしまった作品が、酒井抱一の『花鳥十二ヶ月図』です。 本当に見惚れてしまいます。その構図、筆遣い、色合い、すべてが完璧に感じられました。 十二ヶ月のうちのどの作品もそれぞれの美が描かれていました。 中でも、私が特に好きだと感じた…
今日が第1期開催最終日、ギリギリセーフで行ってきました。 皇室の名宝展 第1期です。 大変な人の数でした。人が展示品に3層にも4層にも群がっていて、 前列で見るには長~い順番を待ってゆっくーりゆっくーり歩きながらの忍耐の鑑賞でしたよ。 一番面白…
あちらこちらで広告を見かける、国宝 阿修羅展に行ってきました。 平日の昼間だから空いているだろうと甘い考えで行ってしまいましたが、 1時半に到着したときには、入場するまでに40分待ち・・・ 案内人によると、4時頃であれば少し混雑が緩和されると…
立て続けに記事を書いていますが、 そのものを見た印象を忘れないうちに記憶にとどめておきたいために書いています。 次にご紹介するのは、曼荼羅図。 曼荼羅図って、おそらく実物を見たのは初めてではないかと思います。 例えば、最近はやりの(?)ヒーリ…
前回に引き続き、三井寺展で印象に残ったもののご紹介です。 重要文化財 如意輪観音菩薩坐像 平安時代・10世紀 三井寺 所蔵 頭の装飾が見事で見とれてしまいました。非常に細かい絢爛な装飾美ですね。 人が近くを歩くたびに頭から垂れ下がっている装飾の一部…
三井寺展で展示してあった作品について、ご紹介します。 まず、三井寺展の会場に入るとすぐあったのがこちら。 国宝 智証大師坐像(御骨大師) 平安時代・9世紀 三井寺 所蔵 この智証大師とは、円珍のこと。平安時代の天台宗の僧侶です。 7世紀に創建された…
普段めったに目にすることのできない秘仏を観ることができる、と聞いて、 サントリー美術館で開催されている三井寺展に行ってきました。 展覧会の詳細はこちら→→サントリー美術館HP展覧会概要 こないだ行ってきて少しご紹介した妙心寺展は、禅宗のお寺の展…
少し期間が空いてしまいましたが、再び妙心寺展の展示品を少しご紹介します。 私は、妙心寺展は展示期間の「後期」に行ったのですが、 そのため、あいにく鑑賞できなかったのがこちらの作品。 展覧会に行って、この作品が前期に展示されていたことを知りまし…
前回に引き続き、妙心寺展での印象に残った作品のご紹介です。 個人的な備忘録も混じっていますので、みなさま、ご了承ください。 今回は図録も買っていないため、おまけにネットで画像を探しても全く見つからないので、大変残念なのですが、 “渓山問奇図” …
先日、東京国立博物館で開催されている妙心寺展に行ってきました。 妙心寺は、禅宗のお寺であり、古くから天皇家とゆかりがあり歴史ある寺社なので、 この展覧会では禅宗の歴史やそれにまつわる「書」や「絵画」などが展示されていました。 詳しくはこちら→…
来月頭に、妙心寺展に行くことになりました。ワーイ!! 妙心寺展の詳細はコチラ→http://www.myoshinji2009.jp/index.html 禅の歴史や文化を知ることができそうです♪ ということで、久しぶりに、日本美術の記事をお送りします。 以前行った大琳派展で印象に…
日経日本画大賞展に行ってまいりました。ニューオータニ美術館です。 若手の日本画家を表彰した展覧会です。 「若手」だし、と、そんなに期待せずに行ったのですが、予想外に良かったです♪ こちら↓にその詳細があります。 http://www.newotani.co.jp/group/m…
ここ最近、各地で紅葉が真っ盛りのようで、みなさまのブログをご訪問して美しい紅葉の写真を眺めていたら、 自分が前に大琳派展で展示されていた美しい紅葉の作品に感動したのを思い出しました。 鈴木其一の“雨中桜花楓葉図”です。 鈴木其一 “雨中桜花楓葉図…
みなさま、こんばんは。 仕事&勉強で疲れているところですが、リフレッシュの意味も込めて、 大好きな日本美術の作品を紹介します。 今日は、こちら。↓↓ 酒井抱一 “夏秋草図屏風” 江戸時代 19世紀 東京国立博物館 蔵 この作品、全体の構図も素敵ですし、私…
少し日にちが空いてしまいましたが、またまた大琳派展で特に印象に残った作品をご紹介します。 順序的には尾形乾山の作品を紹介すべきなのでしょうが、 今の季節にぴったりの作品を先にご紹介したいので、乾山は飛ばします。 酒井 抱一 “月に秋草図屏風” 江…
みなさま、こんにちは。 さて、前回に引き続き“大琳派展”で、個人的に特に印象に残った作品をご紹介していますが、 ようやくこの5回目にして、尾形光琳・乾山の時代(宗達・光悦の約100年後)に入ろうと思います。 尾形光琳、京都の呉服屋の次男として生…
ここ数日、大琳派展特集で繰り広げていますが、 私が個人的に「特に印象的だったと思った作品」だけでも結構な数があるのです。 今までずっと、江戸の初期の俵屋宗達、本阿弥光悦の作品をご紹介してきましたが、 今回の記事でもっていったんはこの江戸初期の…
前回に引き続き、大琳派展での特に素晴らしいと感じた作品についてのご紹介です。 さて、今回は、前回の記事での反応でも話題に上がりました、“和歌巻”を取り上げます。 こちらは、金色と銀色の調和で美しかった“和歌巻”です。宗達が下絵を描き、光悦が筆で…
前回に引き続き、大琳派展で特に印象に残った作品について書きます。 今回は、こちら。 伝 俵屋宗達 “伊勢物語図色紙 芥川” 江戸時代 17世紀 奈良・大和文華館蔵 この作品、作品名どおり、伊勢物語中の芥川の場面を描いた作品です。 伊勢物語とは、みなさん…
昨日、11月16日まで東京国立博物館に開催されている大琳派展に行ってまいりました!! ずっと行きたいと思っていた念願の展覧会、いやあ、本当に感極まる内容でした。 何度でも観にいきたいくらいです。(本当にもう一回観にいこうかな~?!) この展覧会の…
見てください、これ!↓↓↓ (自分のカメラで撮ったため、画像がいまいちでごめんなさい。。) 開催期間は、2008年10月7日~11月16日。場所は東京国立博物館です。 こないだ初めて日本美術を観てから、その魅力に惹きつけられています。 さっきの写真がその展…