鈴木其一の“雨中桜花楓葉図”です。
鈴木其一 “雨中桜花楓葉図” 江戸時代 19世紀 東京 靜嘉堂文庫美術館 蔵
鈴木其一とは、前にご紹介した酒井抱一の弟子の一人です。
この作品については、実際に自然界で桜と楓がこの作品のように横に並ぶことはない(と思う)のですが、
その対比が美しくて何も違和感も感じず、むしろ調和しているようにも感じました。
展覧会では、この作品の前で見とれてしまいました。
その対比が美しくて何も違和感も感じず、むしろ調和しているようにも感じました。
展覧会では、この作品の前で見とれてしまいました。
紅葉の色鮮やかさもキレイですし、少し葉桜になっているその桜の様子も美しかったです。
全体的なバランスもいいですよね!
全体的なバランスもいいですよね!
グレーの縦のラインで流れる薄い墨が雨を表しているのだと思うのですが、
その雨が背景のようになってかえって紅葉と桜を浮き立たせていると思います。
桜のほうと楓のほうでは、雨の雰囲気も違っていますよね。楓のほうが雨が強そうです。
桜のほうはしとしと霧雨のように降っているようです。
その雨が背景のようになってかえって紅葉と桜を浮き立たせていると思います。
桜のほうと楓のほうでは、雨の雰囲気も違っていますよね。楓のほうが雨が強そうです。
桜のほうはしとしと霧雨のように降っているようです。
昔も、紅葉や桜、みんな同じものを眺めて感動したりしてたんですねぇ。
そういう意味で、自然は不変ですねぇ・・・。
そういう意味で、自然は不変ですねぇ・・・。