先日、アンドリュー・ワイエス展に行ってまいりました。
絵画は、テンペラという技法の絵画と水彩画が中心で、油絵は描いていません。
この展覧会では、“習作”として、その作品の前段階の下絵・練習も一緒に展示していて面白かったです。
“習作”と出来上がった“作品”とでは、雰囲気が変わっていて、
どっちがいいかは鑑賞する人それぞれの好みによって違うでしょう。
この展覧会では、“習作”として、その作品の前段階の下絵・練習も一緒に展示していて面白かったです。
“習作”と出来上がった“作品”とでは、雰囲気が変わっていて、
どっちがいいかは鑑賞する人それぞれの好みによって違うでしょう。
アンドリュー・ワイエスは、基本的には“習作”を水彩画で描いてから、
“作品”を水彩画やテンペラ、またはドライブラッシュ(?)という技法で描いていました。
私の場合、“作品”よりも“習作”のほうが好きなものが多かったです。
“作品”を水彩画やテンペラ、またはドライブラッシュ(?)という技法で描いていました。
私の場合、“作品”よりも“習作”のほうが好きなものが多かったです。
このクリスティーナという女性は、アンドリュー・ワイエスの近くに住むオルソン兄弟の一人で、
ポリオで足が不自由なのですが、腕で懸命に歩いて生活しているという人です。
アンドリューは、このクリスティーナの生命力に感動し、
クリスティーナやオルソン兄弟の住む農場を描き続けます。
ポリオで足が不自由なのですが、腕で懸命に歩いて生活しているという人です。
アンドリューは、このクリスティーナの生命力に感動し、
クリスティーナやオルソン兄弟の住む農場を描き続けます。
上の作品も含め、アンドリュー・ワイエスの作品は、パッと観ると、きれいな絵画です。
どれも農場の風景・生活を描いたものがかなり多いです。
色を初め描く対象も、私達がそのものを観たときに目に映る状態に忠実に描いていると思います。
“クリスティーナの世界”もそうですね、二本の腕で家に向かって歩く(這う?)クリスティーナの様子を
忠実に描いています。
どれも農場の風景・生活を描いたものがかなり多いです。
色を初め描く対象も、私達がそのものを観たときに目に映る状態に忠実に描いていると思います。
“クリスティーナの世界”もそうですね、二本の腕で家に向かって歩く(這う?)クリスティーナの様子を
忠実に描いています。
そういう意味で、アンドリューの描く世界は、一種独特だなぁと感じました。
前に見たヴィルヘルム・ハンマースホイとも全然違う雰囲気で、
ものを忠実に描きながらも、ハンマースホイよりは、暖かさを感じる画家でした。
それは、水彩画の持つ温かみもあるのかなぁ。水彩画って油絵よりは柔らかになる印象がありますもんね。
ものを忠実に描きながらも、ハンマースホイよりは、暖かさを感じる画家でした。
それは、水彩画の持つ温かみもあるのかなぁ。水彩画って油絵よりは柔らかになる印象がありますもんね。