リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

西洋美術

ボストン美術館展~バルビゾン派・印象派 編~

昨日はボストン美術館展の肖像画と宗教画について書きましたが、このボストン美術館展は見所が満載でした。 Ⅳ章の「描かれた日常生活」では、ミレーを初め、農村の労働場面を描いた画家の作品が展示されていました。 『馬鈴薯植え』(1861年頃) ジャン=フ…

ボストン美術館展~肖像画・宗教画 編~

六本木ヒルズの森美術館で開催されているボストン美術館展、行ってきました!楽しかった~ 展示数80点の名作揃いで非常に充実していて、満腹状態になりました。 16世紀の宗教画から20世紀マティスまで幅広くあり、展示内容は以下の8つのテーマに分けられて…

『ルノワール―伝統と革新』展 -その2-

前回の記事に引き続き、『ルノワール―伝統と革新』展からです。『ルノワール―伝統と革新』公式HP 前回は、この美術展で私が最も面白かった点をご紹介しましたが、 2番目に興味深かった点は、ルノワールの“アングル様式”です。 アングルは、新古典主義の画…

『ルノワール―伝統と革新』展 -その1-

国立新美術館で4/5まで開催中の『ルノワール―伝統と革新』展に行ってきました。 『ルノワール―伝統と革新』公式HP こちらの美術展はルノワールの作品を以下の4つの特徴に分けて紹介したものです。 第Ⅰ章 ルノワールへの旅 第Ⅱ章 身体表現 第Ⅲ章 花と装飾…

ボルゲーゼ美術館展

東京都美術館で4月4日まで開催中のボルゲーゼ美術館展に行ってきました。 ボルゲーゼ美術館とは、ローマの北東部にある美術館で、 名門貴族のボルゲーゼ家が収集した美術作品を展示している美術館です。 ご参考:ボルゲーゼ美術館HP 美術作品は、ルネサ…

ルネ・ラリック展

国立新美術館で開催されている、ルネ・ラリック展に行ってきました。 ご参考に⇒ルネ・ラリック展HP ルネ・ラリックとは、アール・ヌーヴォー、アール・デコ時代にわたって ジュエリーデザイナー・ガラス工芸家として活躍した、フランスのアーティストです…

特別展「Story of・・・」 カルティエ クリエイション

日程の都合上予定してなかったのですが、5月31日の展示終了を目の前にして、 改めて「見たい!!」と強く思い、なんとか時間を作って行ってきました。 東京国立博物館 表慶館で開催されているカルティエ展です。 美しい宝石たちをあしらえたカルティエの美し…

ルーブル美術館展―美の宮殿の子どもたち

国立新美術館で開催されているルーブル美術館展に行ってきました。 現在、東京では2つのルーブル展が開催されていますが、 私が行ったのは、『ルーブル美術館展―美の宮殿の子どもたち』のほうです。 もう一方は、国立西洋美術館で6月14日まで開催されている…

アンドリュー・ワイエス展

先日、アンドリュー・ワイエス展に行ってまいりました。 アンドリュー・ワイエスという芸術家、初めてその名前を耳にしたのですが、 アメリカの20世紀の画家で、現在もご活躍中です。 絵画は、テンペラという技法の絵画と水彩画が中心で、油絵は描いていませ…

“ヴィルヘルム・ハンマースホイ展”―国立西洋美術館―

国立西洋美術館で開催されているヴィルヘルム・ハンマースホイ展に行ってきました。 ハンマースホイという画家、初めて知ったのですが、19世紀末のデンマークの画家です。 全体的にどの作品も、色使いは、グレー、灰色です。 描いている対象も、建築物、人通…

“イルリヒタ(Irrlichter)” グスタフ・クリムト

“イルリヒタ(Irrlichter)” 1903年 グスタフ・クリムト 先日訪れた青山ユニマット美術館で特別公開されていました。 この絵の横に掲示されていた「解説」には、 女性の永遠性とか生と死とか、そんなことが書かれていましたが、 正直なところ、私は「解説」は…

“アンドレ・ボーシャン”と“グランマ・モーゼス”

アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス展に行ってきました。 場所は、新宿の、損保ジャパン東郷青児美術館です。 アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス、いずれも現代の画家です。 アンドレ・ボーシャン(André BAUCHANT 1873-1958) フランス ロア…