先日訪れた青山ユニマット美術館で特別公開されていました。
この絵を、何の先入観も入れずに、心をまっさらにして、ただ“見て”みてください。
曲線が美しいですよね。
それから、一人ひとりの女性の表情も。
(にらんでいる表情や、怒ってる顔があって若干怖いですが、
一番下にある、ふとした表情の女性の顔がキレイです。)
それから、一人ひとりの女性の表情も。
(にらんでいる表情や、怒ってる顔があって若干怖いですが、
一番下にある、ふとした表情の女性の顔がキレイです。)
そして、ところどころに置いてある白い絵の具・・・!!
光が散りばめられているようです。“輝き”なのかなぁ。
光が散りばめられているようです。“輝き”なのかなぁ。
油絵なのに、クレヨンで描いたようなタッチもいいですよね。
ちなみに、“イルリヒタ”とは、「神秘の炎」という意味で、
日本語では「鬼火」「狐火」のようなものですが、その言葉ともちょっと違うようです。
日本語では「鬼火」「狐火」のようなものですが、その言葉ともちょっと違うようです。
クリムトは“女”が好きだったので、女性の絵ばかり描いています。
“クリムト”という映画(ジョン・マルコヴィッチがクリムトを演じている)も観たことがありますが、
女好きの変態タイプだった覚えがあります。。
でも、生涯にわたって「友人」(?)だった女性が居ました。
エミーリエ・フレーゲです。
彼女は、クリムトのパトロンとして、クリムトを支え続けました。
女好きの変態タイプだった覚えがあります。。
でも、生涯にわたって「友人」(?)だった女性が居ました。
エミーリエ・フレーゲです。
彼女は、クリムトのパトロンとして、クリムトを支え続けました。
“エミーリエ・フレーゲの肖像” 1902年 グスタフ・クリムト
(この写真、下のほうに横に線が入っていてごめんなさい。 自分の手帳に入れているものを撮ったためです。)
この女性がエミーリエです。私は、この絵が大好きです。
堂々としっかり自分の足で立っていて、凛とした強さが伝わってきます。
堂々としっかり自分の足で立っていて、凛とした強さが伝わってきます。
エミーリエは、女好きのクリムトを、結婚もせずに支え続けました。
先に紹介した“クリムト”の映画でも、この様子は描かれています。
それなのに、こんなに堂々としているところが、かっこよくもあり、私には大変美しく見えます。
先に紹介した“クリムト”の映画でも、この様子は描かれています。
それなのに、こんなに堂々としているところが、かっこよくもあり、私には大変美しく見えます。
素敵だなぁ。
クリムトは、女ばっかり描いていますが、繊細で本当に美しい線や雰囲気を描くので好きです。
また何かあったら他の作品も紹介しますね。