リフレッシュの時間

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“カポーティ”

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原題:CAPOTE  製作年度:2005年 製作国:アメリカ 上映時間:114分
監督:ベネット・ミラー
出演:フィリップ・シーモア・ホフマンキャサリン・キーナー、クリフトン・コリンズ・Jr
    クリス・クーパーブルース・グリーンウッドボブ・バラバン

カポーティ”を観ました。
風景の撮り方はとてもキレイでよかったし、
内容もまあまあ良かったけど、主人公のカポーティが、性格悪すぎて、気分悪くなりました。

カポーティっていうのは、「ティファニーで朝食を」を書いた小説家ですが、
この映画は、「冷血」という作品を執筆するカポーティの様子を描いた映画です。

ストーリーについてはかなり長くなってしまうので書きませんが、
カポーティという人物はめちゃくちゃ性格が悪いことがよくわかりました。自己中心にもほどがあります。
人の善意も自分の欲のために利用し、簡単に嘘をつき、簡単に人をだまし、
それでもって、自分を賞賛する人に対してはさらに自分を良く見せようとする。
もし近くにこんな人物がいたら、私は絶対友達にはなれません。

この主人公を熱演した俳優フィリップ・シーモア・ホフマンは、
ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞したそうですが、その受賞が納得できる演技をしています。

イメージ 2この映画にまた私の好きな俳優が脇役で出演していたので、紹介します。
それは、クリス・クーパーです。→
この俳優は、「アメリカン・ビューティー」にも出てて、そのときも良かったし、“ボーン・スプレマシー”にも出てた。ほかにもいろいろ出ています。
この俳優は、演技も自然でいいし、どう説明したらいいのかわからないけど、存在感がある。
主人公よりも存在感があるんじゃない。脇役としての存在感。
脇役なのに、埋もれてない。
味があるんですよねー。オジサンなのに、いい味出してます。

アメリカン・ビューティー」の主人公を演じたケヴィン・スペイシーとかよりずっと好きです。
こういう俳優がこれからも活躍していってほしいです!