リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

新年明けました

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
昨年の暮れに2018年の総括をしたかったのですが、なかなかブログに向かえませんでした。
新年が明けて、早7日も過ぎたのですね。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
私にとっての2018年は、まさに転換期だったわけですが、子どもたちにとってはda pumpの“U.S.A”のヒットに沸いた年でありました。毎日熱心に“U.S.A”のダンスの練習をし、幼児ながら私より遥かにうまくなっております。年の瀬に近づくと増える歌番組を見るたびに踊り、録画してみたところその録画で一日10回以上再生してTVの前で練習する始末。年末最後にある歌番組、紅白歌合戦でもTVの前でダンスをしていた我が子たちでした。ちなみに、“U.S.A”だけではありません。歌番組で流れるda pumpの他のヒット曲の歌詞さえも覚え、2歳の息子が、「もしも~きみがひとりなら~」と、おもちゃのミニカーを走らせながら口ずさんでいるのは、なかなか違和感があるようなないような感じです。
 
私の仕事の方は、まずは人間関係のしがらみがなくなった分、ずいぶんストレスは少なくなったように思います。
読書する時間もできるようになったので、仕事の合間に、図書館で借りてきた心理学の本を読んだり、心理学から哲学の世界にまで入りつつあります。
こうして落ち着いてみると、自分は、大学受験する前の高校生の時に、文学部心理学科に行きたかったことを思い出したためです。高校生の時は、大学卒業後のことを考えて、法学部を選びました。それで今の自分があるわけですが。
 
考えてみると、高校生の時からだいぶん先のことまで考えて進路を選択していましたが、もっと自由に、やりたいことをやればよかったと思います。数学が大好きで、理学部数学科もいいなぁと思ったのですが、数学の教師になるしか道がないなと考えて、高校2年生の時に理系から文系に移った、いわゆる「文転」したわけです。
 
 
そのうえで、文学部を選ばずに法学部を選択したことに全く後悔はないですが(大学1年生の時に初めて法律を読んだときは「つまんないなー」と思ったものの今となっては法律の面白さが好きです)、そうはいっても、あの高校時代の「学部選び」は、だいぶん人生を大きく方向づけるものですね。
 
当時はおかしなもので、大人になってから60代ぐらいに仕事を引退したときに、もう一度大学に再入学して、そのときは自分の好きな学問を勉強すればよいなどと考えていましたが、今は、それはそれでなかなか大変なことだなぁと感じます。まあ、60代までまだまだ時間がたっぷりあるので、実際に60代になった時にどうなっているかはわかりませんが・・・。でも、自分の好きなことであれば、60代を待たずにさっさと進むべきなのです。
私自身としては、数学の道に進もうが、心理学の道に進もうが、いずれにせよ研究者のような道に歩みたかったような気がします。それが今の仕事にも表れていて、金もうけ主義には走れない自分がいます。
税理士の仕事をしながら、いつも「税理士の使命」に従いたいとか、社会に対する役割のことばかり考えていて、税法の意図しているところに忠実に法律を運用していきたい、とか、そんな感じです。
 
ということで、長々と語ってしまいましたが、もし今から重大な進路を決めることがあるときは、「自分の好きな道を選びなさい」ということですね。自分の子どもたちにはそう言いたいです。まずは「本当に好きなことを見つけなさい」ということですが。
高校生の自分は、自分の好きなことが果たして「本当に好き」と言えるものなのかわからなかったし、見識も浅かったから、将来から逆算して学部選び、進路選択をしてしまいましたが、それは自分が置かれた環境も当然影響はしていると思います。私を育てた両親も、「手堅い思考」の人たちだったと思いますから。母親は自由でしたし、今でも自由ですが、反面教師なのか常に私には「男に負けるな、自立せよ」と呪文のように唱えておりました。そのおかげで、今の仕事に就いているわけですけどね。
 
子どもたちには、「真に好きなものを見つけよ」そして、「その好きな道に進みなさい」と伝えたい。
それを見つけることが至難の業、というか、まだ年齢が若いと自信が持てなかったりするわけだけどねぇ。
 
でもまあ、私も今の生活をそれなりに自由に楽しんでいるので、一概に進路選択を誤ったなどとは全く思っていないし、ある意味、この計画性のある?性格のおかげか、思いのほか自分のやりたいようにやれる環境は作れているような気がする。計画性があるんだか、無いんだか、ずいぶん遠回りをしましたけどね。
 
ただ、これだけは言えます、“Where there's a will, there's a way.”
これを信じて、この新たな2019年も、がんばってまいりたい、そう思います。