リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

新型コロナに感染した

ここ数日あったことを書こう。

こんなことは、きっと、後にも先にも、めったにないことだと信じたいから。

 

世界で猛威を振るう新型コロナ(Covid-19)、ずっと、外食も控えて、人とも極力合わないように、仕事はできる限りオンライン化して、遊びに行くことも無く、買い物もネットショッピングにしていた。自分にできる限りの感染対策はしていたはずだ。

 

それでも、子どもは、仕事している以上預けなければならず、子どもを保育園に預けていた。この新型コロナ、子どもは無症状なのだ。

自分の体調の異変に気付いたのは、7月31日だった。症状としては、極度のめまいで立ち上がれなくなった。水分補給を十分にせずに、子どもを美容室に連れて行ったり、少し無理したのか?熱中症か?と思い、翌日の8月1日も一日休んだ。

8月2日は、普通に歩けるようになったので、いつも通り仕事を始めた。その日の夕方、座っていられない倦怠感があり、おかしいと思った。私は、普段は風邪一つ引かない、元気な方だと思うから、こんなことはめったになかった。

「仕事しすぎなのかな、疲れているんだな」と思った。その翌日も同じ、夕方になって調子が悪くなった。8月4日の水曜日に、朝から顧客訪問の予定があり、さんざん悩んだ挙句に、顧客に体調不良なのでリスケしてほしいと連絡した。その時もまだ熱は無かった。

全身痛と倦怠感だった。おかしいと思った。こんなことは無い。

8月5日、6日と、仕事しないといけないと焦る気持ちを抑えて、一日横になった。5日からだ、熱が出始めたのは。

時同じくして、5日に、保育園から、「コロナ陽性者の園児が出ましたので、濃厚接触者に該当する園児は個別に連絡します。」と案内が来た。うちの子は濃厚接触者には該当しなかった。

8月7日は土曜日。保育園は休み。私は、高熱でダウンしはじめた。

この日ぐらいから、地獄の日々だった。本当に、死ぬかと思った。夜中に、全身が苦しくて、その終わりが見えなくて、ふと、

「もしかしたら、このまま死ぬのかもしれない」と頭によぎるのだ。

全身痛と倦怠感が重すぎて、睡眠も十分にとれないので、風邪の市販薬を飲んでしのいだ。午前中は熱が下がるのだが、昼過ぎから39℃の高熱、一番高くて39.9℃だった。

言葉で書いているだけだと、たいしたことのない、重めの風邪に思えるかもしれない。

しかし、明らかに、重めの風邪ではない。

高熱が下がったのは、8月12日だった。5日間高熱が出続け、合わせて、体に何か異物が入っているのがわかるほどの、体のあちこちの、変な痛み(神経痛)。

それは時に、体のどこか部分的に、急激な痛みとなって、体の中から針で刺されているような痛みを感じるのだ。まるで、本当に、小さなエイリアンが体内で暴れて、体を蝕んでいるのではと思うほどだ。

日を追うごとに、倦怠感は和らぎ、頭痛なども減少していった。

熱が下がってから4日間、まだ寝込み続けた。具合が悪いのだ。立ち上がって、作業しようとしても、吐き気とか原因不明の具合の悪さで、思うように体が動かない。

 

ようやく今、このようにPCに向かうことができるようになった。

私は、普段は、持病はあるもののその程度は健常者とほぼ同じで、むしろ元気そのもの体も強いと思っていたけれど、これなのだ。

「今」があること、普通に過ごせることに感謝の念しか湧かない、それほどまでに、この新型コロナというウイルスは、異常なウイルスなのだ。

このウイルスのせいで、心身ともに疲弊したけれど何より、気力も奪われた。

仕事をしないといけないのに、仕事をする気が全くなくなった。

 

不幸中の幸いは、お盆の時期と重なったので、仕事の問い合わせも全く無く、私のレスポンスが多少遅くとも、「お盆休みだから」とお客様には思ってもらえることだと思った。

 

それにしても、ここ2週間ほど、病に伏しながら考えていた。

働きすぎていたのかもしれない。周囲のことを顧みていなかったのかもしれない。

子どものことも後回しにして、お客さんが自分を必要としているから、と、お客さんを何より最優先していたのかもしれない。でも、今、全く仕事せずに一定期間を過ごして、初めのうちは焦りばかり募ったけど、単に仕事を後回しにして今からしわ寄せが来るだけかもしれないけど、それでもなんとかなるように思える。

もう少し、考え直したほうが良いかもしれない。何が一番大事なのか。

生きていることをつらいと思わないように、つらいと感じないように楽しみを見つけて、バランスを重視して・・・・・・。

いや、こういった心理のすべてが、新型コロナのせいで、正常な思考回路ができていないだけかもしれない。とにかく新型コロナのせいで、何もかもめちゃくちゃな気がする。

今まで自分が一生懸命感染対策としてがんばってきたことも、何の意味も無いことがわかった。子どもを保育園に預けないなんてそんなことは自分の社会活動をするうえで不可能なことだし。

どこかの誰かが外で遊んでるから、風が吹けば桶屋が儲かる的な感じで、周りに回って私のところに来たのか。

私が東京に住んでいるからなのか。東京に住んでいる30代だから、いまだにワクチンも供給されずにワクチン接種もできないから、こんなことになったのか。

 

とにかく、もう二度とこんな目には遭いたくない。