リフレッシュの時間

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開業準備

ただいま、繁忙期真っただ中ですが、職場で生じる解消しきれない負の感情をすべて、独立開業へのパワーに変えて、計画を立てています。
 
自分一人でやっていくために、具体的な事業計画を立てたり、自分のやりたいことは何なのか、何をメインとして、何を売りとして仕事をやっていきたいのか、また、今の職場を辞めることのメリットやデメリットを改めて分析したりしていると、様々な問題が浮かび上がってきた。
 
まず、将来立ち向かうこととなる大きな問題。AIの存在。
AIについての書籍を読めば読むほど、どの本にも「経理入力業務」「会計士」「税務申告代行者」は将来AIに業務を奪われる、とある。
初めはそれを脅威に感じ、AIに負けないために自分の強みを強化しなければいけないなどと考えていた。今の職場は、人手不足で、会計入力業務も大量にこなさなければならず、全体の業務量に占める割合も大きい。
 
しかし、そのうち、発想が変わって、AIというのは自分に大いに役立つ存在ということだと思うようになってきた。つまり、AIが商品化すれば積極的にそれを取り入れて、自分の業務を効率化すればよい。会計代行業務をAIにやってもらって、その時間と労力を違う業務に充てられる。

本来、自分は、会計代行業務より税務業務を主力にしたい、もっと税務知識を深めたいと常々思っていたので、むしろチャンスだと思い始めた。

その上で、さらなる問題が出てきた。私は今までITについてあまり理解しておらずせいぜいニュースで流れるほどの知識しか持ち合わせてないことだ。しかし、それは仕方の無いことなので、これからの課題として、勉強しなければならない項目の一つに加えた。
折しも、2020年から小学校教育にプログラミングが導入されるとのことなので、自分の子ども達が学ぶのより少し早いタイミングで私もその知識を入れておけば役に立つかもしれない。

そして、次に自分の今の知識では足りないと感じるものは、中小企業の経営に関する分野についてだ。税理士業務はただ税務申告だけしていればいいという状況は変わり、中小企業の会計に携わるからこそ把握できる、または予測できるリスク管理や経営に関する見識があれば、より具体的に顧客にアドバイスなどができる。そのため、将来的には、中小企業診断士の知識を得たいと考えてきた。今はとても時間が足りなくてそこまで手が及ばないが、これは開業から3年以内位には、中小企業診断士の資格を取るか、もしくは勉強に取り組もうと思った。

足りない知識に対してはおおよそこのぐらいで、それよりも避けては通れないもっと大きな問題がある。

開業後、今の生活費相当を稼ぐぐらいの顧客を集めなければいけない。今の職場で自分が受け持ってる顧客は引き継げないと仮定すると、ゼロからのスタートとなる。まずはこれが目下の優先すべき課題となる。
サラリーマンから起業した知人に聞けば、たくさんの人に会うこと、初めは自分と繋がっている人に会ってその繋がりをたどって3人目に、必ず自分の会いたい人に会える、と、いうことらしい。
数打ちゃ当たる、ではないけれど、多少はその要素もあるということだろう、と思う。なので、積極的に顧客開拓しなければいけない。
自分の(少ない)コネを頼りに地道に人と会い続ける。その時に、自分のできることをアピールする。

繁忙期が終わったら、まずはここから、いわゆる「種まき」から、始めようと思う。