リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

モネ展@東京都美術館

最近の投稿はずっとスマホからだったので、前に行った美術展の記事がアップできないでいました。子どもが生まれてからはもう全然行けなくなってしまったのですが、それでも今年は2つ美術展に行けました。
一つは、3月にワシントン・ナショナル・ギャラリー展。二つ目が、今月東京での開催が終了したモネ展。
 
 
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安定のモネ展、日曜日に行ったために来場者数が多すぎて近くで見るのは一苦労でした。モネの収集した水彩画(ドラクロワブーダンなど)とやらは小さすぎる絵に人が集まり過ぎていたため全て見られませんでした。
人が多すぎるのだけが難点でしたが、モネは期待を裏切らないので安心して見られます。
 
私が行ったのはモネ展開催の後期だったので、よく美術の資料集にある、印象派が登場するきっかけとなった『日の出』は見られませんでしたが、代わりに『ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅』が見られました。
(前期は『日の出』が出展されていました。)

 
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クロード・モネ 『ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅』  1877年 油彩、カンヴァス
 
これは当時の駅の雰囲気や蒸気機関車の蒸気が伝わってくるようで、臨場感を感じられて良かったです。
 
それから、この作品も幻想的できれいでした。
 
イメージ 3クロード・モネ 『霧のヴェトゥイユ』 
1879年 油彩、カンヴァス
 
 
モネも、どんどん画風が変わっていった画家だと思いますが、やっぱりモネのこのあたりの時代の画風が一番好きです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
常に前衛的だったモネはいろんな画風に挑戦して、後期は原色を使った抽象画のような作品を多く残していますが、一般的に「モネ」と言えば上に載せた雰囲気の作品が代表的だと思います。なにより、見ていて落ち着きます。
 
チラシに載っている『睡蓮』もよかったです。「最期まで手放さなかった」というのに納得の一枚でした。完成度が高くて、それこそ美を追求して限りなくそれに近づいた作品だったのではないでしょうか。
 
 
混み過ぎていたとはいえ久しぶりに印象派の作品を眺められてよかったです。
また美術展に行きたいけど、でも行っている間も、夫に預けている娘のことが何かと気になって本当の意味では安心して見られないし、今は身重なのでもうしばらくまた行けなくなりそうです。それも少しの辛抱です。子どもが小学生になれば一緒に連れていけるでしょう。それまでの辛抱です。美術の好きな子に育ってほしいな。今はダンスと歌が好きな子です。