リフレッシュの時間

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『アダルトボーイズ青春白書』

今夜は精力的にもう一つ記事アップを頑張ろう。これもアダム・サンドラー主演の作品。
 
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原題:GROWN UPS  製作年度:2010年 製作国:アメリカ 上映時間:102分
監督:デニス・デューガン 脚本:アダム・サンドラー、フレッド・ウルフ
出演:アダム・サンドラー、ケヴィン・ジェームズ、クリス・ロック、デヴィッド・スペード、ロブ・シュナイダー
    サルマ・ハエックマリア・ベロ、マーヤ・ルドルフ、ジョイス・ヴァン・パタンスティーヴ・ブシェミ
 
タイトルを見れば容易に想像がつくと思いますが、この作品は、軽いタッチのコメディでした。そこそこ楽しめた。
 
【あらすじ】  ネタばれなし
小学生の頃バスケットボールのチームメイトだった5人は、大人になってからというもの長らく会っていなかったが、バスケクラブのコーチだった先生のお葬式で久しぶりに再会。意気投合して、昔を思い出しながらかつてのように悪ふざけをして、それぞれの家族を連れて1週間別荘で過ごすことにした・・・。
 
【感想】
いいね~、こういう仲間。長い間会っていなくても再び会えば、会っていなかった年月なんて吹っ飛んで意気投合できるし話が合うし、楽しいんですよね~。こういう友達は一生涯大切にしたいものです。
 
この作品は、結局最初から最後まで、彼ら5人が童心に帰ってやりたい放題しまくる話です。その笑いがありつつ、同時に家族で大切なことに気づいたり、現代っ子の主人公の子どもたちも昔ながらの「遊び」の楽しさを知ったりがあるというもの。すごく強い印象が残るわけではないけど、後味は良かったと思う。(見てから2週間以上経った今、細部は忘れてしまっています。)
 
それより何より驚いたのは、ほんの端役で出演していたスティーヴ・ブシェミです!
この俳優、今まで知らなかったのですが、10月からWOWOWで毎週見ている海外ドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』で主人公を演じているのですが、その主人公と言うのが禁酒法時代に酒を密売買して儲けていたアトランティック・シティの収入役ナッキー・トンプソンという人物で、悪いことをしているがなかなか深みのある人物なんですよね。冷酷でお金儲けにシビアな人柄なので、真面目な顔や渋い表情しか見ていなかったから、この『アダルト・・・』でふざけた役で登場した時には我が目を疑いましたよ。
 
いや~、俳優って凄いわー。こんなふざけたドジの笑いものにされる人間と、冷酷で目的のためなら手段を厭わないナッキーが同一人物なんてねぇ。ちなみにこの海外ドラマはマーティン・スコセッシ監督が監督しているドラマなので、結構見ごたえあります。特に初めと終盤はいいですね。
話がそれたけど、スティーヴ・ブシェミはこの『アダルト・・・』では、超端役ですが、なにげにキーマンだったと思います。映画の終わりも彼の姿を映したシーンで終わりますしね。場面のアクセントになっていた残念キャラでした。スティーヴ・ブシェミは結構コメディでこの手の役をしているようなんですよね、今までたまたまなのか遭遇しなかったけど。ナッキーとのギャップが激しすぎて面白いので、また別のコメディででも出会えたらと思います。