リフレッシュの時間

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『ベッドタイム・ストーリー』

最近、アダム・サンドラーが好きです。これは、ディズニー映画だけあってハートウォーミングなお話。
 
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原題:BEDTIME STORIES  製作年度:2008年 製作国:アメリカ 上映時間:100分
監督:アダム・シャンクマン
出演:アダム・サンドラーケリー・ラッセルガイ・ピアースラッセル・ブランドリチャード・グリフィス
    ジョナサン・モーガン・ハイト、ニック・スウォードソン
 
昔子どもの頃見たディズニー映画と同じような、いわゆる「おとぎ話」で始まる始まり方です。
でも、どこにもアニメは出てこなくて、実写の人々の現代の話。アダム・サンドラーが主人公。
 
【あらすじ】  ネタばれなし
主人公のスキーターは、ホテルで働く気のいいお茶目な人物。ひょんなことで、姉の子どもたちのシッターをすることになったのだが、子どもたちを楽しませるために面白おかしいおとぎ話を作って聞かせる。子どもたちも自由に口をはさんで面白いお話ができる。その翌日、昨晩作った話と同じ出来事が起きる。
 
前日の晩に作ったおとぎ話どおりの出来事が翌日に起きる。この法則に気づいたスキーターは、子どもの頃から願っていたホテルの社長になるという夢を叶えようと、そのためのおとぎ話を作ることにする。
 
【感想】
おとぎ話の部分と現実の部分が適度に合わさっていて、ほど良く気持ちよく見れました。あまりにファンタジー性が強いと興醒めしてしまう私でも、いいバランスだと感じて見れたので、この作品はよく出来ていると思います。
 
「おとぎ話が現実になる」という法則に気づいたスキーターがその法則を利用しようと企むのも普通の人間っぽいし、善人すぎないところがいいですね。悪いことも考えたり、現実に妥協したり、諦めがちになったり、弱気になったり・・・、普通の人です。そんな彼をアダム・サンドラーが好演していました。ところどころ笑わせてくれるしね。彼は人柄がにじみ出ている気がする、きっといい人なんだろうな。いつも周りを笑わせて。
 
おとぎ話をスキーター自身が実演して語られているのも面白かったわ。ときにはローマ帝国時代の農民の姿になったり、15、6世紀の姿の時もありました。実際にいる人物を登場人物にしたり。
 
スキーターは、甥っ子と姪っ子に「現実は、おとぎ話のようにハッピーエンドにはならないんだよ」なんて教えていました。確かに、このご時世、そう思ってしまいがちなんですよね。でもそうではないんだということを彼が身を持って行動して証明していた。自分の行動次第で「ハッピーエンドにな(す)る」ってことかな。
それから、イマジネーション次第で、どんなことも楽しくなるんだよ、と言っていた。
 
こういうディズニー作品はいいね。大人である私もなにか勇気づけられるし。多くの子どもたちにも見せてあげたいなと思う。後味もいいし、みんなにお勧めできる作品だと思います。