リフレッシュの時間

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『デイブレイカー』

イーサン・ホーク主演ということで見たけど・・・、中身は流行りのヴァンパイアもの・・・。
 
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原題:DAYBREAKERS  製作年度:2008年 製作国:オーストラリア・アメリカ 上映時間:98分
監督・脚本:マイケル・スピエリッグピーター・スピエリッグ
出演:イーサン・ホークウィレム・デフォー、クローディア・カーヴァン、マイケル・ドーマン、
    サム・ニールイザベル・ルーカス、ヴィンス・コロシモ
 
そもそもヴァンパイアものは好きじゃありません。前に『トワイライト~初恋~』を見て随分興醒めして以来、ヴァンパイアものは見ていませんでした。もちろん記事にもしていません。このところなんでこんなにヴァンパイアが流行っているのでしょうか??
 
この作品は、ヴァンパイアになるウイルスが蔓延して世界人口のほとんどがヴァンパイアとなってしまい、人類は絶滅危惧種となってしまった近未来の話です。私の好きなイーサン・ホークももちろんヴァンパイア・・・。
 
【あらすじ】  ネタばれなし
イーサン・ホークの演じるエドワードは、人工血液を研究する企業に勤める研究者。かつては人間だったが、ウイルスに感染してからはここ10年もの間ヴァンパイアとして35歳のままでいる。勤め先の血液を採取されるためだけに生かされている人間たちを眺めては、そのヴァンパイアたちの非人道的なやり方に嫌悪感を抱いている。
 
あるときエドは自動車事故で、逃亡しようとしている人間たちに遭遇。彼らをヴァンパイアの警察から守ってやる。
それがきっかけで、エドは彼ら人間から、ヴァンパイアから再び人間に戻る方法を教わる・・・。
 
【感想】
ヴァンパイアの世界は、車の運転の日中モードは完全に紫外線をシャットアウトしモニターを通して走行したり、夜明け10分前には街中にそれを知らせるアナウンスが放送されたり、売店は血液○%入りのコーヒーが打っているなど、それなりにユニークではあったと思う。とはいえ、そもそも個人的にヴァンパイアに興味が湧かない。
 
ヴァンパイアが人間の血を飲めなくて、やむなくヴァンパイア同士の血を飲めば、容姿がコウモリのような化け物になるということだったが、グロテスクで気持ち悪かった。というか、基本的にすべて血なまぐさいし気持ち悪い。
 
本当に、なんでヴァンパイアものがアメリカで(?)流行っているのか・・・?ハリーポッターなどの魔法使いものが流行っているならまだわかるんだけど、ヴァンパイアって首の動脈を食いちぎったりしてえげつないしグロテスクだし、見ていて気持ちがいいものではないのに、いったい何がいいんだろう。一人の人間を、ライオンが獲物を食べあさるかのように多数のヴァンパイアが殺到して体の隅々まで食べあさるシーンなんて最悪でしたよ。
 
イーサン・ホークはこの映画の出演は失敗だったんじゃないのかなぁ。一度ヴァンパイアを演じてみたかったのだろうか。確かに、ヴァンパイアから人間に変身した後と前の演技は、やっぱりイーサンらしく演じ分けされていました。ヴァンパイアはやはり血が通っていないというか・・・人間の方が哀しげではあっても「生」を感じさせるものだった。
 
話の筋もパッとしないし、特に心に訴えてくるものもないしなぁ。イーサンが人間になれてよかったーぐらいです。
ヴァンパイアもので有名な作品と言えばブラピ出演の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』ですが、あれもこれぐらい面白くないんかな?ブラピが出ているから一度は見てみたいと思っているのですけどねぇ。