リフレッシュの時間

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『ラブリーボーン』

見た映画で記事にしていないのが溜まってます。今日は頑張ってできる限りアップしてみよう。


この映画は、14歳で亡くなった少女の目線から彼女の生前と死後の様子を描いた作品。

 
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原題:THE LOVELY BONES  製作年度:2009年 製作国:アメリカ・イギリス・ニュージーランド
監督・脚本:ピーター・ジャクソン  上映時間:135分
出演:マーク・ウォールバーグレイチェル・ワイズスーザン・サランドンスタンリー・トゥッチ
    シアーシャ・ローナン、ローズ・マクアイヴァー、クリスチャン・トーマス・アシュデイル、
    マイケル・インペリオリ、リース・リッチー、キャロリン・ダンド
 
【作品内容】
具体的に死後の世界をイメージして描いている作品にはあまり出会ったことがないと思う。この作品は、14歳で変質者に殺害された少女スージーが、死後、現実世界とあの世との間で、自分がいなくなった後の家族や友人の様子を見つめ、徐々に自分の心を整理して、あの世へと旅立っていく様子を描いている作品でした。
 
【感想】  以下ネタばれあり
スージーは、殺人犯への憎悪、家族から忘れられないかという不安、そして好きな人に伝えられなかった思いを引きずって、なかなかあの世へと旅立てずにいました。しかし、年月とともに、家族の様子を見ながら自分への愛情が消えないことを確認し、また殺人犯に疑いが向けられるのを見て、心の整理をしていき、ついに、自分の思いを好きな人に伝えられたとき、彼女はあの世へと旅立っていました。
 
死後の世界ってどうなんだろう?少し前までは、私も天国とかあの世とかの存在を信じていましたが、今はもうわからなくなっています。あの世なんてあるのだろうか・・・?死後は何もない“無”なのではないかと思い始めています。
 
もし、本当に死後の世界があるとしたら、このスージーが辿ったように、この現実世界との気持ちの区切りをつけて、あの世へと旅立つのだろうと思う。スージーのように、妹の様子や好きだった人のその後を確認したり、霊感の強い人の力を借りて、その人に思いを伝えたりするのでしょう。
 
以前は、そういうこともあるのだろうと信じていたのだけど、ここ最近は全くわからなくなってしまったので、この映画の話はあくまでファンタジーのように思えました。そのためか、この作品についてもちょっと不思議な映画ぐらいな印象しか残らなかったです。惨忍な犯人によって殺された少女も、無事に気持ちの整理がついて幸せな気持ちで天国に行くことができてよかった、そんなところでしょうか・・・。