熊本の旅の続きです。
この人吉という町、古京都と言われているだけあって、風流な城下町で、とても雰囲気がよかったです。
温泉も良かったし、また行きたい。
ラフティングは写真は撮っていませんが、日本三大急流だけあって、迫力満点でした。楽しかったけど、半分怖かったです。ゴツゴツした岩があるし、川の流れは穏やかなところもありますが急流のところもあって、そこでボートから落ちたら救命胴衣を着けているとは言え大丈夫なのかなぁという不安がありました。
川の流れが穏やかなところでは、ボートから川に飛び込んで泳いだり、(インストラクターの指示のもと)3、4mある岩の上から飛び降りたりしました。滝があって、その滝に打たれるというのもあったけど、私は滝の水が冷たすぎて寒くてたまらなかったので滝には打たれませんでした。
3時間のラフティングということでしたが、結局その前後も含めると朝8時半頃から12時過ぎまで強い日差しのもとのいて、ひどい日焼けをしてしまいました。特に脚は、日焼け止めクリームを塗っていなかったため真っ赤に腫れてその後もアイスノンをつけてもほてりが消えず、3週間ほど経ってから皮がボロボロむけている始末です。
午後の熊本城。
このときは晴れていた・・・・・・・・・。
本当に熊本はいいところだな~。
城下町だし、熊本城も立派だし、街も栄えていて賑やかで、おまけに川も山も海も身近にある。
そして、水がおいしく、食べ物が美味しい。
当時の城の内部を再現した「昭君之間」の見学。
「将軍のおなり~」で見掛けるような大広間。
その奥に輝くお部屋が微かに見えています。
キンキラキンの間。すごい。
琳派展などの日本美術の美術展で金色の図屏風はよく見掛けていたけど、美術展だから図屏風のみが部分的に展示されているのを見たことがあるのみでした。
それだけでも感動していたのに、その図屏風で仕切られたこの広間は・・・。
これには感動です。
天井まで、細かい絵が描かれています。素晴らしい。
復元とはいえ、ここまでのものを復元するのは多大な資金と労力を要したことでしょう。
この昭君之間だけでも見ごたえは充分・・・!
熊本城に来てよかった・・・!
この広間を見た直後ぐらいに、大雨が降ってきて・・・。
雷がバキバキ、ゲリラ豪雨。ドッカーンと近くで雷が落ちたと思ったら、この建物内の照明がブラックアウト・・・。
これにはまいりましたねぇ。快晴だったから傘も持っていなかったし、豪雨は止まないし。福岡に行かなきゃいけないし。私たちは、豪雨に打たれて車のある場所までダッシュする決断をしました。
車に乗った頃には、ずぶ濡れもいいところです。バケツの水をかぶった状態。服を着替えて、いざ福岡へ。
帰途につきました。
これにて、熊本の旅は終わりです。
とても充実した、楽しい旅となりました。熊本にはまた行きたいです。
まだ行かれたことない人にはお勧めスポットです。
(完)