新婚旅行の振り返り４～ナイアガラ・アメリカ滝～

前回の記事でナイアガラのカナダ滝をご紹介しましたが、こちらは、ナイアガラのアメリカ滝です。

写真には写っていませんが、このアメリカ滝の右奥にカナダ滝があります。

アメリカ滝は、カナダ滝より小さくて、でも、滝壷（？）に岩がゴロゴロあって、
カナダ滝とはまた違った趣です。

この写真を撮ったのは、実は夜の８時。この地域は緯度が高いので、夜９時で日が暮れます。
少し暗いですが、アメリカ滝の左端に少しだけ虹がかかっているのがわかりますか。キレイです。

アメリカ滝の右が森みたいになっていますが、これは、
アメリカ滝とカナダ滝の間にある島です。

この島は、アメリカの領土。写真を撮ってる場所はカナダ。
ちょうど、写真の中を流れているこの川の真ん中のラインが、
アメリカ（ニューヨーク州）とカナダ（オンタリオ州）の国境です。

こちらは、アメリカとカナダを結ぶレインボーブリッジです。この橋の右側がアメリカ。左側がカナダです。

橋の両端に、高速道路の入り口みたいな建物があると思いますが、これは入国審査・出国審査をする関所のようなものです。

私達は、行きは、アメリカのバッファロー空港に到着し、この橋を、写真の右から左に渡りましたが、
その時に右の関所でカナダの入国審査を受けました。アメリカの出国審査は受けませんでした。
車に乗ったままの状態で、運転手兼ガイドの人にパスポートを没収されたかと思うと
すぐ入国のスタンプのついたパスポートが戻ってきました。アメリカ→カナダは自由に行けるようです。

橋を渡ると、緑の屋根の背の高い建物があります。これがシェラトンホテル。
私達は、このシェラトンの、“滝の見えるお部屋”に泊まりました。
目が覚めると、滝が見えて、素晴らしい眺めでした。

二枚目の写真の右下に、船が停まっているのがわかりますか。
これが、前の記事に書いた、霧の乙女号で、ここから観光客を乗せて写真右手に進み、
カナダ滝に向かっていきます。

この霧の乙女号に乗る場所の対岸に、写真には写っていませんが、アメリカ滝があります。
なんとなく位置関係がつかめたでしょうか。

本当に、このナイアガラという場所は、滝ももちろん素晴らしいのですが、
この自然豊かな、カナダの雰囲気が最高でした。

ラスベガスみたいにネオンサインきらびやかな、活気のあるエンターテイメントシティとは違って、
観光客も、ベンチに座ってずっと滝を眺めている。そんな場所でした。
本当に心から落ち着く、素敵な雰囲気の街でした。