リフレッシュの時間

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『アメリカン・スウィートハート』

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原題:America's Sweethearts  製作年度:2001年 製作国:アメリカ 上映時間:103分
監督:ジョー・ロス
出演:ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジョン・キューザックビリー・クリスタル
 
ジュリア・ロバーツの魅力を前面に出した、ジュリア・ロバーツのファンのための映画です。
サラッとした爽快感のあるラブコメといったところ。
脇役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズの意外な面が見えてかわいかったです。
 
【あらすじ】
アメリカ中の人気の理想のカップル(アメリカン・スウィートハート)、エディジョン・キューザックとグウェン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。彼らは数多くの映画にカップルとして登場し、その度々にその映画は大ヒット。
そして実生活でも結婚し、まさにみなが理想とするカップルとなったのだが、突如不和が訪れ、今は、離婚間近の、別居生活。エディに至っては浮気した彼女への嫉妬心から心の病に至り、施設で治療していた。
 
キキジュリア・ロバーツはそんな人気者グウェンの付き人であり、実の妹である。
エディとグウェンの様子を陰ながらずっと見守ってきた。
 
この理想のカップル最後の共演作の映画の宣伝担当者リービリー・クリスタルが、プレスへの映画のお披露目パーティーに、この二人の参加を要請。グウェンとエディはお互いに接触し合うことも顔を合わせることも断固拒否している状態だったが、映画がまだ手許に届いておらず、パーティーを成功させるためにはマスコミの話題の的である彼らの参加が何としても不可欠だった。
 
そんなこんなでパーティーは始まり、グウェンとエディとのドタバタ劇が始まる。
キキは、姉のグウェンも友人のエディも必死で支えながら、密かにエディに好意を寄せていく・・・。
 


【感想】
わりと面白かった。大げさに描いてはいるものの、映画の宣伝活動の裏側の世界も見えましたし。
話題に取り上げられるため、わざと俳優たちのプライベートな事件をスクープにさせたりして、それが映画を宣伝するための鉄則の一つである、と堂々と宣伝担当者リーが言っていました。
なので、気が弱っているエディはかわいそうでした。グウェンのことで滅入っているうえに、マスコミにあることないことTVで放送されて、さらに怒ったり悲しんだり情緒不安定でした。
 
一方、美人で強気でグウェンは堂々としたものでした。わがまま言い放題で、大女優ってこういう人多いのかな。
キキに全く遠慮もなくあれしろこれしろ、何がない、取りに行け・・・。
でも、キーっと怒って命令しているときもあれば、「キキ、キキ、お願い、お願い・・・」と甘えて言っている姿もあって、なんか憎めなかったです。このキキにお願いするシーン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズがかわいくて、さらに好きになりました。彼女って、気が強い役柄が多くて、人に甘えているシーンなどあまり見たことなかったです。
 
ジュリア・ロバーツは、彼女の魅力全開といったところでした。
エディが彼女の魅力に気づいて、好意を寄せ始めるというのもそういうわけですしね。
 
話のオチもいい感じで納まって、グウェンがかわいそうですが、まあやりたい放題していたから仕方ないです。
 
それにしても、キャサリン・ゼタ=ジョーンズってやっぱり素敵です~
ジョン・キューザックも、今回は情けない役で、おまけに外見かっこよくないのに、でもどことなく惹かれます。