リフレッシュの時間

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『デイ・アフター・トゥモロー』

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原題:THE DAY AFTER TOMORROW  製作年度:2004年 製作国:アメリカ 上映時間:124分
監督・原作:ローランド・エメリッヒ  脚本:ローランド・エメリッヒ、ジェフリー・ナックマノフ
出演:デニス・クエイドジェイク・ギレンホールイアン・ホルムエミー・ロッサム、ジェイ・O・サンダース、
     セーラ・ウォード、アージェイ・スミス、タムリン・トミタ、オースティン・ニコルズ、ダッシュ・ミホク、
     カール・アラッキ、ケネス・ウェルシュ
 
こないだTVで放送されていたのを録画して見ました。初めて見たけど面白かったです。
 
【あらすじ】 ネタばれあり
気象学者のジャック・ホール教授デニス・クエイドは、地球温暖化のために氷が解け、偏西風の流れが変わることで、地球に氷河期が訪れるという仮説を打ち立てる。およそ100年後にその危機が来ることを訴えていたのだが、なんと、その異常気象は、100年後ではなく現在、発生し始めた。
 
まず日本で、大きな氷が落ちてきたことを皮切りに、イギリス・スコットランドの計測では、大西洋のいくつかの地点で異常な水温の低下。そして、アメリカでもカリフォルニアに大竜巻が3つも発生し、街は壊滅。
 
ちょうどそのころ、ジャックの息子サムジェイク・ギレンホールは、高校生クイズ大会でニューヨークに訪れていた。ジャックは研究の忙しさのために、父親としての役目を果たせておらず、息子との間には微妙な距離感がある。
その事をジャックは気にしていて、研究に没頭する傍ら、息子との信頼関係を築きたいという思いを抱いていた。
 
異常気象はニューヨークを含むアメリカの北部で吹雪が起こし、飛行機も電車もストップして身動きが取れない。サムは友人らと公立図書館へと移動するが、そこへ大津波がニューヨークの大都会を飲み、1階は海と化してしまった。電気も何もかもストップしてしまったが、サムは古い公衆電話で、なんとか父と連絡を取ることに成功する。
 
父ジャックは、サムが公立図書館に避難していることを知ると、今まで果たせなかった父親としての役目を果たしたい一心から、吹雪で荒れるニューヨークにサムを「必ず迎えに行く」と約束する・・・。
 


【感想】
こういうジャンルの映画って、迫力にばかり重きが置かれて内容が薄いことが多いと思うのですが、この映画に関しては、内容もそんなに薄くなかったと思います。父と息子との関係が一層強まっていくのもよかったです。
 
私は、父が猛吹雪の南極大陸を歩くかのように、命を危険にさらしながらもニューヨークに向かう姿は、見ていて勇ましかったし、よかったですが、一緒に見ていた夫は、ジャックが他2名の仲間を引き連れて無謀にも荒れ狂う雪の中を進む姿に「お前が行ってどうなるんだ。何も変わらないだろ」と何度も言っていました。さらには、猛吹雪でジャックの仲間が命を落とす姿を見て、またジャックについて「こういう人嫌いだ。救援物資もないから助けられないのに無謀なことを仕出かして、おまけに仲間を殺した」とジャックを嫌い始めました。
 
まあ、同じものを見ていても、全く違う感想になるもんですねぇ。
確かに、あの過酷な状況の中では、ジャック自身が死ぬ可能性もあるわけですもんね。
ジャックが死んだら、サムはどうなるかわかりませんが、お母さん一人残されることになりますからね。
結局、ジャックの無謀な試みは成功し政府のヘリコプターを呼んでサムたちを救出できて、結果オーライです。
 


俳優は、私はジェイク・ギレンホールが好きですけど、彼は高校生役で高校生っぽい恋愛にうぶな感じをうまく演じていて、「ジェイク・ギレンホールって私より年上じゃなかったっけ?」と思いながら観ていたら、この制作当時24歳なんですね。俳優って年齢関係なく演じれるから凄いですよねぇ。
ジェイクは、映画中本当に高校生みたいに見えていました。
サムの恋の相手の女の子、エミー・ロッサムは制作当時18歳だから年相応の役ですけどね。
 
まあ、なんやかんや私は見ていて面白い映画でした。