リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

『バレンタインデー』

季節外れだけど・・・。
 
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ホント、豪華キャストですね。見終わってみると、主要人物は、アシュトン・カッチャージェニファー・ガーナーアン・ハサウェイシャーリー・マクレーン辺りかなぁ。他の人たちも主要人物よりほんの少ないぐらいの割合で登場しています。メインっぽく宣伝されていたジェシカ・アルバはほんのちょっとしか出てないけどね。
 
群像劇で恋愛ものと言えば、すぐ思い浮かぶのが

『ラブ・アクチュアリー』 - リフレッシュの時間

やっぱりあの映画は完成度が高かったんだなぁと改めて思います。あの映画も登場人物が多いけど、いい塩梅の絡み具合で、かつ全体的にまとまっていました。『ラブ・アクチュアリー』は完成度が高かったから、比較してはダメなのかな。
 
一言で言うと、この群像劇は「深くない」んだと思う。表面的というか軽い感じがしました。シャーリー・マクレーンヘクター・エリゾンドカップルは年の功もあって多少深かったかもしれないけど、それでも何か物足りなかったわー。人物描写や心理描写が甘いのかなぁ。舞台がLAだから?全体的に表面をなでる程度に感じられた。
 
敢えて良かった点を挙げるなら、各俳優たちを一度に見れたことぐらいかなぁ・・・。といっても、脚本が脚本だからか、取り立ててこの人が光っていた!という俳優はいなかったような・・・子役ぐらいかな。
雰囲気が好きだなと思ったのは、ジェイミー・フォックス。美人女優にイケメン俳優たちばかりの本作だけど、この人はひときわかっこよく見えました。他の映画で見掛けたことがある気がするけど、何の映画かなぁ。
 
クイーン・ラティファもほんのちょい役だしね。テイラー・スウィフトはめちゃくちゃアホな高校生役でしたが、まさかあれが素ではないですよね・・・。演技だと信じたいわ。
ああ、もう全体的に残念だわー。なんでこんな豪華キャストなのに、こんな感じになってしまうんだろう。見終わっても何も残らない感じ。幸せな気持ちにもなれず、「ふーん」という感想。バレンタインデーは、LAの花屋は一年で最も忙しいんだね!ってとこかな・・・。