リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

『ラブ・アクチュアリー』

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何度見ても、観るたびに感動します。

 

首相デイヴィッド(ヒュー・グラント)と秘書のナタリー(マルティン・マカッチョン)。
小説家ジェイミー(コリン・ファース)とポルトガル人のお手伝いさんオレーリア(ルシア・モレス)。
首相の妹カレン(エマ・トンプソン)と浮気寸前の夫ハリー(アラン・リックマン)。
芸術家のマーク(アンドリュー・リンカーン)と親友の奥さんジュリエット(キーラ・ナイトレイ)。
精神的な病気の弟を持つサラ(ローラ・リニー)とミステリアスなカール(ロドリゴ・サントロ)。
まだ7歳くらいの男の子サムと歌がめちゃくちゃうまいアメリカ人の女の子ジョアンナ。

 

まだまだあるけど、彼らを通して家族愛や人間愛などの「愛」が描かれています。
前に観たときは、親友に隠れて、キーラ・ナイトリーにスケッチブックで恋を打ち明ける“マーク”に
とても共感して、そのシーンを何度も繰り返して観たりするほど好きでしたが、今回観たときは、彼女が自分のドレス姿の映像がほしくて“マーク”が撮ってたビデオを確認すると、「ピーターとジュリエットの結婚式」というタイトルにもかかわらず、そこにはジュリエットしか映っていなかったという場面が泣けました。

 

ローラ・リニーが演じるサラ、2年越しに好きだったカールとやっと結ばれかけたのに、弟から電話がかかってくるたびに無視できなくて、ついにカールとはぎこちなくなってしまう。優しすぎる性格ゆえに自分の恋は実らず、悲しんでいるのに弟との電話口では気丈に振舞ってる。そんなサラの姿が、悲しくて、でも、笑顔はかわいくて、とても好感を持ちました。

 

やっぱり観るときどきによって、共感を持つ登場人物や場面も異なるものなんですね~。
前はあまり興味なかったのに、エマ・トンプソンの演じるカレンもとっても好感持てました。浮気する夫に気づきながらも、夫と子ども達の前では涙一つ見せない。

 

それから、幼いながらに片想いをしているサムのお父さんが、精一杯息子を応援する姿もとても良かった。
ビル・ナイが演じるミュージシャンも、その変なうさんくささが好きだなぁ。

 

この映画、脚本だけじゃなくて、その音楽も、すごく絶妙に場面場面とマッチしてて、雰囲気を盛り上げ、かつ総合的なバランスがすごくいいと思います。人生のお供にするつもりです。