リフレッシュの時間

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『アリス・イン・ワンダーランド』

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原題:ALICE IN WONDERLAND  製作年度:2009年 製作国:アメリカ 上映時間:109分
監督:ティム・バートン
出演:ミア・ワシコウスカジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ
 
騙されたと思ってみて観ましたよ。
映像がきれいそうだったので、Blu-Rayで観ました。
不思議の国のアリス』もティム・バートンの手にかかるとこんな色鮮やかでカラフルな世界に変わるんですね。
 
この映画は、ルイス・キャロル原作の『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の続編っていうことですね。
アリスが不思議の世界に行ってから13年後の20歳のアリスの話ですもんね。
 
ティム・バートン監督とジョニー・デップは、きっと、子どもが純粋に楽しめるものを目指して作ったんだろうな。
登場人物はどの人物もキャラが濃くて、話もシンプルで、わかりやすいと思います。
 
もう子ども心を取り戻せなくなってしまったのか、私には話自体については若干物足りなく感じてしまいました。
といっても、完全に子ども向けというわけでもなさそうですよね、アリスが(20歳だけあって)妙に、この明るいファンタジーの世界に不釣り合いなほどまでに現実的ですし。常に冷静沈着なアリス。
 
ストーリーはさておき、この映画の登場人物はユニークで面白かったと思います。
 
私は、この個性の強いキャラクターの中では、赤の女王が一番好きです。彼女、残酷だけど、その残酷な部分を除くと、さびしがり屋っぽいし、好きな人には一途で、結構かわいい性格に思えて、全く憎めませんでした。
ヘレナ・ボナム=カーター、うまく役にはまってて、よかったわ

赤の女王の妹という白の女王はアン・ハサウェイが演じていましたが、彼女の方が怖かったのは私だけでしょうか。なんか、彼女の手つきや動きが不自然に思えて、不気味でしたわ。「私は殺生はしないの」と、自分の手が汚れることをひたすら嫌い、アリスに殺生させようとする姿もちょっと好感持てませんでした・・・。
 
一番気味悪いのはジョニー・デップのマッドハッターかなぁ。彼は気味が悪いわ。あのダンスはなんなんだろう。
 
この映画を見て、改めて『不思議の国のアリス』の原作が読みたくなりました。
映画の初めの方で、原作のシーンが出てきて「ああ、そうだった、そうだった」と微かに思い出したんだですが、完璧には思い出せませんでした。私は『鏡の国のアリス』のほうが好きだった記憶があるけど、『鏡の国』のほうは、確かハンプティダンプティが出てきたこと以外にはもうサッパリ思い出せません。記憶とは怖いものだなぁ。