リフレッシュの時間

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“バーン・アフター・リーディング”

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原題:BURN AFTER READING  製作年度:2008年 製作国:アメリカ 上映時間:93分
監督・脚本:イーサン・コーエンジョエル・コーエン
出演:ブラッド・ピットジョージ・クルーニージョン・マルコヴィッチフランシス・マクドーマンド
    ティルダ・スウィントン、エリザベス・マーヴェル、J・K・シモンズ

コーエン兄弟のコメディものです。
最初から最後まで完全にコメディでした。

登場人物は・・・
ブラピ演じるチャド。彼はいつも i pod を聴いている脳みそ筋肉タイプのおバカキャラ
ジョン・マルコヴィッチが演じるオズボーンさん。彼はバカを嫌う元CIA捜査官。
ジョージ・クルーニー演じるハリー。女好きで、いろんな女性と浮気しまくっている。
ティルダ・スウィントンが演じるのはオズボーンの妻であるが、離婚を企む冷徹で自己中の女医。
フランシス・マクドーマンドはチャドの同僚で、全身整形のためなら手段を選ばないリンダ。

と、このように個性が強すぎるメンバーが登場し、ところどころ関連し合いながら話が進みます。

特にブラピが「痛い」キャラで、いちいちおかしなリアクションをしていました。
ヘラヘラ笑っていたり、妙にノリノリで i pod を聴いていたり。そんなブラピも嫌いじゃないです。
おバカキャラを熱演していて、ブラピの変な表情に結構笑ってしまいました。

ジョージ・クルーニーは、女と遊びまくり、甘い言葉言いまくりの、情けない奴で、
ジョージ・クルーニーがコメディに出演するなら結構ありがちなタイプでした。

この話の中で一番かわいそうだったのはジョン・マルコヴィッチの演じていた役じゃないかと思います。
性格は嫌な人物ではあるんですが、変なアホな人たちからの意味不明な電話がかかってくるわ、
妻は隠れて離婚を企み、突然家の鍵を変えられ追い出されるわ、最後まで不憫です。
しかしこの映画を見て改めて、ジョン・マルコヴィッチは好きな俳優だなぁと思いました。
彼にしかない独特なオーラを放っていますよね。

話自体は、めちゃくちゃな展開で、そのときそのときの笑いに焦点が当てられたもの。
内容の意味はほぼ無いと思う。観た後に、ワハハという乾いた笑い以外何も残らなかったです。
だから、個人的にはあんまり好きなタイプの作品ではないけど、
ブラピファンとしては、アホなブラピが見れたのは斬新だったし面白かったです。