リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

チャーリー・カウフマン

現在、映画作品の書庫の整理をしています。

 

私の好きな映画脚本家。チャーリー・カウフマン
彼が脚本を書く作品はどれも哲学的で深いから面白いです。

 

彼の作品。

 

彼の作品のうち、2008年の“脳内ニューヨーク”という作品と“コンフェッション”以外全部観ましたが、
どれも非常に深い哲学的なテーマを取り扱っていて、大変面白いです。

 

ブログを始める前に観た映画はすべて記事にしていないので、
ヒューマンネイチュア”と“マルコヴィッチの穴”の記事がないですが、
私が観たカウフマン作品の中では、一番好きなのが“アダプテーション”。
そして、(どれも面白いんですが)一番イマイチだったのが“ヒューマンネイチュア”です。

 

ヒューマンネイチュア”は、コメディでしたが、かなり変わった話でした。
森で、自分をサルと思い込んでいる人間を見つけて、教育し、
その後人間らしくなったサル人間が女性と逃亡し、森でまたサルになるべく生活する。
というもので、うーーーん・・・なんとも微妙な作品でした。
今観ればまた違った感想を抱けるかもしれません。

 

カウフマンの作品を観ると、
普段の日常生活では考えもしないような哲学的なテーマを突き付けられます。
私は(普段はまったく考えないけど)そういうテーマを考えるのがわりと好きなので、たまに観ると面白い
というわけです。

 

マルコヴィッチの穴”はめちゃくちゃ面白くて好きです。
ある穴に入ると、俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中に入れるというもので、
マルコヴィッチの頭の中に入ると、マルコヴィッチの目を通して物を見、手で触れ、耳で聞く。
他人の感覚を通して自分が感じるというのは、現実にはなしえないので、
だからこそ非常に面白いし、興味が湧きます。
もう一度観てきちんと記事にしたいですね。

 

でも、まだ観ていない“コンフェッション”や“脳内ニューヨーク”も観てみたいな。

 

カウフマンはこれからも期待大の脚本家です。