リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

“ルイーズに訪れた恋は・・・”

離婚も味わったし人生にも落ち着いてきた大学職員ルイーズが、
15も年下の青年との新らしい恋をきっかけに過去の恋を乗り越えて成長する話。

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原題:P.S. 製作年度:2004年 製作国:アメリカ 上映時間:100分
監督: ディラン・キッド
出演:ローラ・リニートファー・グレイスガブリエル・バーンマーシャ・ゲイ・ハーデンポール・ラッド

ローラ・リニーが出演している作品で気にはなっていたものの、どう見たって「恋愛もの」なので敬遠してました。
やっと「見てみよう!」という気になって見てみました・・・

前半部分のあらすじは・・・


ローラ・リニーが演じる主人公ルイーズは、39歳のコロンビア大学の芸術学科の入学選考部長。同じ大学で教壇に立つ宇宙学(?)の教授ピーター(ガブリエル・バーン)と離婚したが、友人関係として継続しています。

ルイーズの生活は、入学志望者に、合格通知・不合格通知を送付する平凡な日々。
窓から外を眺めては、学生カップルを見つめて自分の過去をそのカップルに重ね合わせてしまいます。
昔からの「親友」ミッシー(マーシャ・ゲイ・ハーデン)とも、電話で昔の恋愛の話をしたり・・。

ところがある日、かつて高校時代にほんの少しの間付き合っていたが事故で死んでしまった彼と同じ名前の人物からの入学願書が届きます。ルイーズは、その願書に目を通すなりその人物へ直接電話し、面接の予約を入れてしまいます。

スコットのことを思い出し、胸を躍らせながら面接に臨むルイーズ。おしゃれもして胸の大きく開いたワンピースを着て、髪型も若々しく整えました。面接に遅れてきたその青年(トファー・グレイス)は、名前ばかりか、顔かたちも話し方さえスコットに似ていて、おまけに芸術の才能も素晴らしいものでした。

ルイーズは、昔の彼と重ね合わせたのか、その青年F・スコットにすぐに恋に落ちてしまいます。

そこへ、「親友」のミッシーがF・スコットの存在を知り、すぐさまF・スコットに会い、彼をルイーズから奪おうと企みます。ミッシーは高校時代にもルイーズが付き合っていたスコットを奪ったという過去がありました。

そんなときに、ルイーズは元夫のピーターから思いがけない「告白」をされ、茫然自失に陥ってしまいます・・・。



正直なところ、この話、あまりにも酷い筋だと思います。

そもそも、高校時代の彼氏と同じ名前、同じ容姿って・・・。しかも、彼も面接官に一目惚れってどういうこと?
おまけにミッシーはこんな酷い人間なのになぜ「親友」を続けているのか?・・・理解不能です。
このように、突っ込みどころ満載のストーリーです。


上に書いたものには続きがあり、おそらく、制作者側は、こういう様々な経験を通して、昔の恋に恋しているルイーズ自身が徐々に変わっていく姿などを描きたかったのかもしれないのですが、
それにしては中途半端な仕上がりになっているように思えます。

単純に、私の人生経験が熟してないから理解できないんだろうか。

ローラ・リニーはかわいいし、それに服装もおしゃれできまっててカッコイイです。
「ニューヨーカーってこんな感じなのかな、かっこいいなぁ」と憧れますよ。
それから、演技も、口では説明できない気持ちの表現などが良かったと思います。でもそれだけでした。
やっぱり、いい俳優も脚本がよくないと、せっかく映画に出てももったいないですね。