“GOD IN NEW YORK”という映画を観ました。
まず、どんな内容の映画かは予告編をごらんください。
ここに登場する8人は、どの人物も、人種・民族、宗教、国籍が異なり、その彼らの態度、発言を通して、
NYの、もしくは世界の「偏見・差別」の実態を明るみに出し、その「差別」を痛烈に批判している作品です。
さらには「GOD」を通して、差別をなくすための「知恵」を示唆している作品でもあります。
NYの、もしくは世界の「偏見・差別」の実態を明るみに出し、その「差別」を痛烈に批判している作品です。
さらには「GOD」を通して、差別をなくすための「知恵」を示唆している作品でもあります。
登場人物は、アイルランド系アメリカ人のカトリック教徒、イスラム教徒であるアラブ人、ユダヤ人、
スラム出身の黒人とプエルトリコ人(いずれもキリスト教)、プロテスタントのイギリス人、仏教徒の中国人、
カトリック教徒のイタリア系アメリカ人、そして、予告編にもあるとおり自称「GOD」の浮浪者。
スラム出身の黒人とプエルトリコ人(いずれもキリスト教)、プロテスタントのイギリス人、仏教徒の中国人、
カトリック教徒のイタリア系アメリカ人、そして、予告編にもあるとおり自称「GOD」の浮浪者。
この刑務所での一晩で言い争われる問題は、
宗教問題、人種問題、政治問題、ヤク中毒、存在論、人生論、と実に様々。
それでも、どの議論についても適当に流されているのではなく、要所要所を押さえています。そこがすごい。
宗教問題、人種問題、政治問題、ヤク中毒、存在論、人生論、と実に様々。
それでも、どの議論についても適当に流されているのではなく、要所要所を押さえています。そこがすごい。
それにしても、ここまでストレートに「差別」について批判をし、
そして、そこからの脱出を懸命に投げかけている映画を初めて見ました。
そして、そこからの脱出を懸命に投げかけている映画を初めて見ました。
このコンセプトも、映像も、登場人物の設定も、あらためて「すごい」と思ってしまいます。
ただ、異色の映画ですね。
この映画のジャンルは「コメディ」?「コメディ」と思わせた社会批判映画でしょう。
ただ、異色の映画ですね。
この映画のジャンルは「コメディ」?「コメディ」と思わせた社会批判映画でしょう。
面白かった。でも、映像がきれいなものではないから、何回も見たい映画ではありませんけどね。