リフレッシュの時間

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“バットマン ビギンズ”

久しぶりに映画を観ました。
突然ですが、先日TSUTAYAに音楽を借りに行ってみると、TSUTAYAの情報によると、
世界の興行収入№1はいまだに“タイタニック”なのですが、№2は“ダークナイト”だそうです。
この“ダークナイト”は新バットマンシリーズの第2作目なのですが、この興行収入№2がどんなものなのか観るべく、まずは第1作目となる“バットマン ビギンズ”を観てみました。

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この作品、俳優陣が非常に豪華でした。

主人公ブルースを演じるクリスチャン・ベイルは“プレステージ”で主人公を演じていた俳優です。
主人公の師匠にあたる人物を演じていたのはリーアム・ニーソン
ラブ・アクチュアリー”や“愛についてのキンゼイ・レポート”にも出ていた俳優です。
それから、マフィアみたいな悪役を演じていたのがトム・ウィルキンソン
以前にもこの俳優は触れたことがあると思いますが、“理想の女”などにも出ていた人で、私は結構好きです。
そして、モーガン・フリーマン。脇役でしたが、私はこの俳優の演技は好きです。
それから、トム・クルーズの奥さんのケイティ・ホームズも出ていましたよ。
渡辺謙亀仙人みたいな変な役で出ていました。)


作品の内容としては、いわゆる大衆受けするtheハリウッド映画は少し苦手な私でも、
興ざめすることないしっかりした筋が組み立てられていて、楽しめました。なんといっても、
時々映る主人公ブルースのお屋敷周辺やブルースが修行する場所などの風景がすっごくキレイでした。
(ブルーレイで観たから?かもしれません。)
どこで撮影されたのかわからないのですが、ブルースのお屋敷は鮮やかな黄緑の芝生の丘の上にあり、
その丘周辺の風景が映し出されるたびにキレイだなぁと風景に見入ってしまいました。
ブルースが修行する氷河地帯も、それはそれで非常に広大な風景で、すごいなぁと驚きました。

あらすじは非常に簡単に言うと、
バットマンバットマンとなる前にどのような流れでバットマンになることに行き着いたのか、ということを描いたお話です。その過程で、自分の境遇やら父の思い出やら、自分の中での「恐怖」を取り除こうとする葛藤などが描かれています。

この作品にそんなに深いメッセージを見出そうと期待はしていなかったので、
美しい風景とバットマンが飛んでいることだけでそれなりに満足しました。
とは言え、別に全くつまらないわけでもなく、
バットマンが窮地に追いやられる中それをうまく切り抜ける様子なんかはワクワクしました。

バットマンがなぜ空を飛べるのか、また、どうして撃たれても無敵なのかという原理も
(詳しくはわかりませんが)おおよそ理解できて面白かったです。
そしてなんと言っても、なんでバット=こうもりなのか、という疑問も解けるので、
バットマン初心者の私にはよかったです。


この作品を観終わってますます、世界で興行収入№2になっている“ダークナイト”に期待が高まりました。
序章がおまけでついていたので見ましたが、ピエロの格好をした銀行強盗が仲間割れをしていく導入でしたが、
なかなか期待できそうな予感でした。
あの“タイタニック”の二番手についてる作品ですものねぇ、早く観たいです。