リフレッシュの時間

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“アダージョ・カラヤンⅡ”

みなさま、こんばんは。
今日は、東京では昼間は雲一つない秋晴れだっただけあって、今夜は大変冷え込んでいます。

さて、先日「アダージョカラヤン」をご紹介させていただきましたが、
今回はそのシリーズの第二弾「アダージョカラヤンⅡ」をご紹介させていただきます。

アダージョカラヤンイメージ 1
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1995年12月21日発売

01. 《ペール・ギュント》第2組曲 ソルヴェイグの歌 /グリーグ
02. 歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》 精霊の踊り /グルック
03. リュートのための古代舞曲とアリア 第3組曲 シチリアーナ
                        /レスピーギ
04. 協奏曲 イ短調 RV.523 第2楽章:Largo /ヴィヴァルディ
05. 弦楽セレナーデ ハ長調 作品48 第3楽章:Elegia
                     /チャイコフスキー
06. トゥオネラの白鳥シベリウス
07. 協奏曲集《四季》 作品8 協奏曲 第4番 ヘ短調 RV297《冬》
  第2楽章:Largo /ヴィヴァルディ
08. 合奏協奏曲 第12番 ロ短調 作品6の12 第3楽章:Ariaヘンデル
09. 交響曲 第9番 ホ短調 作品95《新世界より》 第2楽章:Largo
                      /ドヴォルザーク
10. 《アルルの女》 第1組曲 第3曲:アダージェット /ビゼー
11. アダージョとフーガ ハ短調 K.546 /モーツァルト
12. 亡き王女のためのパヴァーヌラヴェル


前回ご紹介した「アダージョカラヤン」は(パッヘルベルのカノンを除いては)
音の動きが穏やかで曲が多く全体的に荘厳な雰囲気でまとまっていましたが、
それに対して、このアルバムは少し雰囲気が違って、
前回に比べると軽やかな曲が多く比較的明るい雰囲気でまとまっていると思います。
それにしても、前回のアルバムもそうですが、全く関連性のない曲の集合体なのに、
通して聴いてもなんの違和感も感じさせない統一感は見事ですね。集めた人のセンス・・・?

このアルバムで私が特に耳に残った曲は
まず、3番のリュートのための古代舞曲とアリア(レスピーギ)です。
リュートってギターの古代版みたいな楽器ですよね。
この曲では、バイオリンなどの弦楽器の川の流れのようなスムーズなメロディをバック(?)に、
リュートと思われるポロンポロンという弦の音が控えめに聴こえてきて、趣があります。
こういう趣、好きです。

そして、8番のヴィヴァルディの《冬》のラルゴ。これは、きっと誰もが聴いたことのある有名で懐かしい曲です。
この曲、どこでこんなに耳にしたんだろう。小学校の音楽の時間かもしれません。
短い曲ですが、とても懐かしくてなんだか微笑ましいメロディです。
ヴィヴァルディの四季は、小中学校の音楽の時間で聴いて(定期テストにも出た)
春も夏も覚えていますが、印象的で覚えやすいメロディで楽しめますね。

9番は、誰もが知っている、夕方になるとまたはお店の閉店時間にスピーカーから流れてくる
「♪ま~どいせーん~」の曲です。有名ですね。
あまりに普段の生活でも耳にして若干聞き飽きているので、別に聞き流してもいいかな(笑)。

11番のモーツァルト。この曲、面白いですね。途中から突然それまでとの曲調が一変して、
なんと表現したらいいかわかりませんが、情熱的というか、悲愴感に溢れているというか。。
とても印象的です!!

そして、最後の12番。「亡き王女のためのパヴァーヌ
この曲、今までに何度も聴いたことがありますが、いいですね~。最後にこの締めくくりはホントいいです♪
一つ前の曲で悲愴感たっぷりに盛り上がって、そして、この静かな締めくくり。
この曲、ホントいいわぁ。このアルバムの中で一番好きかもしれません。


みなさんは、どの曲がお好きですか?また、その曲のどんなとこが好きですか?
もしあれば、お気軽に教えてください。こういうの、人の感性によって異なるので面白いですよね。