リフレッシュの時間

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“ZED”~シルク・ドゥ・ソレイユ~

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シルク・ドゥ・ソレイユの“ZED”を観てきました!

シルク・ドゥ・ソレイユ シアター 東京(舞浜)です。

この感動を、どう言葉に表したらいいでしょうか。

舞台が始まった瞬間から涙がこぼれそうになりました。
ワッと驚かせる始まりなのです。

ZEDという名の真っ白の衣装の真っ白な髪の男の人が現れますが、彼がショーをするのではありません。
彼は、ショーの中に紛れ込んでしまったようなものです。
ショーを観る彼の反応やしぐさ、態度は、その衣装と全く同じ真っ白な純粋無垢そのものです。

でも、この“ZED”というショーはZEDを観るショーではありません。そのショーそのものを観るショーです。

サーカスの要素が強いこのショーを、どう言葉に表せばいいのかわかりませんが、
ただただ本当に素晴らしかった。
シルク・ドゥ・ソレイユは、今年の6月にラスベガスで“KA”を観ましたが、“KA”以上に感動しました。
もちろん“KA”も素晴らしかったのですが、コンセプトが少し“ZED”とは違います。
“KA”が、舞台設備が機械化されていて、火もありそのアクロバットも機械も入った大掛かりなものです。
ショー自体も、ストーリー性重視です。
それに引き換え“ZED”は、サーカス重視。ストーリーは特にありません。

何を説明すれば、この感動をお伝えすることができるでしょうか。
ショーの内容を少しご紹介することにします。

道化師が本の中に落ちると、そこには、ZEDが・・・、そしてショーが始まります。

色々なショーがありました。バトントワリング、縄の円、組体操、綱渡り、布での空中演技、空中ブランコ・・・。
(この映像でちょっとは伝わるかなぁ・・→http://www.zed.co.jp/about_show/movie.php
そのどのショーにもそれぞれのショーに合わせた音楽があります。その音楽、なんと実演!!!

私は、前から2番目の席だったため、その舞台設備の中に自分がいるようなものでした。
そのおかげで、演技をする人たちの息遣いや細かい表情まで見えました。
だから、感動もひときわだったのだと思います。

空中ブランコは、頭の真上を飛んでいるので、迫力も凄かったですよ。
綱渡りも同じです。綱というか棒ですが、しかしその棒の上でバク転しているのですよ!
棒の上にしゃがんでいる人を乗り越えたり、
もっと凄かったのは、棒の上で人間トーテムポールをしていたのですよ!
それも舞台の上空7mくらいじゃないでしょうか。
ひやひやしながらも、成功したときのうれしさは、本当に口には出来ません。

空中ブランコは、前列の観客の頭の上を飛んでいるので、観客の頭の上空にネットが張られました。
自分の頭の上を人が飛んでいるのです。こんな体験初めてです。
空中ブランコで飛んで演技をしている人たち、飛んで何回転もしながら、それが気持ちよさそうでした!!
私もやりたい、と思ってしまうくらい。

組体操みたいな体操演技も素晴らしかったですよ。人間の筋力の限界に挑戦していると思います。
人が、人の上をスーパーボールのようにピョンピョンと飛んでいたり、人の頭の上に片手で逆立ちしてるのです!
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縄の円をグルグル回しているところに、人がその縄の円くぐりをするショーもすごく楽しかったです。
一番感動したのは、4人が4つの縄を縦にグルグル回して、そこを向かって左から人が、
ピョン、ピョン、ピョン、ピョン、っと円くぐりしたアクションです。
縄にひっかかるんじゃないかと、そのギリギリ感にソワソワ息を飲み、最後に成功したときの感動!!!
こんなの言葉じゃ無理なんです。DVDでの鑑賞でもダメなんです。生で観なくちゃ!!!

他にも他にも・・・たっくさーんあるのです。

まだご覧になったことがないみなさん、騙されたと思って、一度観てみてください。
本当に、心の底から、驚いたり、感嘆したり、冷や冷やしたりして、最後は感動の嵐なのです。
この“ZED”は、今後、このシルク・ドゥ・ソレイユ シアター 東京 で、上演されています。
東京でいつでも観れるのです。

最後は、感動のフィナーレ。音楽と演技が融和して・・・色鮮やかで平和を象徴しているかのような舞台。
演技をしていた方が舞台の淵に立って、手を振ってくれたとき、私は感極まって涙が止まりませんでした。
出演者の方々も、感動していました。外国人の出演者や日本人っぽい出演者がいました。
観客も総立ちでの拍手喝采で、
出演者の方々が舞台から立ち去った後も観客はずっと立って拍手をし続けていました。
もちろん、出演者の方々がもう一度出てきてくれて挨拶してくれましたよ。

本当に、本当に、私も大感動でした。
この感動をいつまでも忘れないでいたいと思います。

今後もシルク・ドゥ・ソレイユ行くぞーー!!