リフレッシュの時間

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“Corteo (コルテオ)”

待ちに待っていたコルテオ、数ヶ月も前からチケットをゲットして、観てきました~!!
東京公演は2月4日から始まったばかりなのですね。満員御礼状態でしたよ。

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シルク・ドゥ・ソレイユは、以前記事にも書きましたが、ラスベガスで観た“KA”で感動し、
「もう一度観たい!」と、東京で開催されている“ZED”を観に行き、さらに惹きつけられ、
その勢いで“Corteo(コルテオ)”も観に行ったというわけなのですが、
そもそも、上の2つの作品と“コルテオ”の根本的違いは、
上の2つはレジデントショーと言って常設劇場で行われている作品であり、
コルテオ”はツアーショーと言って、テントであちこち回っているショーだということです。

なので、5月5日までは東京で公演されますが、その次は名古屋、大阪、福岡、仙台と巡業されます。

ある意味、今まで観たことのあった“KA”や“ZED”よりも『サーカス』らしいということでしょうか。
テントだけあって、舞台が小さかったです。
それから、安全設備がやっぱり常設劇場よりは少ないため、命綱をつけているのが多いように感じました。

とは言え、やっぱり観ると楽しいんです!!!楽しかった~!!!

人間の肉体的限界=芸術の域を見せつけてくれます。女性の体のしなやかさは見とれるほど美しいし。

それから、オリンピックを生で観ているような鉄棒の演技。オリンピックは競技としての演技ですが、
こちらはエンターテイメントとしての演技で、オリンピックとはまた違った意味で観客を楽しませてくれます。

コルテオ”の内容や楽しさをお伝えしたいのですが、
こればっかりはどんなに言葉で説明しようとしても不可能ですので、
以下のHPでほんの少しでも雰囲気を垣間見てもらえたらと思います。


シルク・ドゥ・ソレイユの中でも、アクロバット重視とストーリー重視がありますが、
コルテオはどちらかといえばストーリー重視で、
クロバット半分、ピエロや小人や巨人のパフォーマンスが半分といった印象を受けました。

“ZED”や“KA”では、各体操選手のトップクラスが結集した光る技の披露という要素が濃く、
「人間でもあんなことができるのか」と人間の肉体の可能性を見せつけられましたが、
コルテオ”では、“ZED”や“KA”ではなかった小人の演技や道化師のパフォーマンスが多くあり、
本来の『サーカス』を感じることができ、面白かったです。

小人が大きな風船5つくらいに結ばれて、本当に観客のところに飛んできましたよ!
「足の裏を押し上げてくださいね~」とアナウンスがあり、観客が小人の足をバレーボールのトスみたいに上げて、すると小人がポーンと飛んでいって・・・小人も飛びながらおどけてみせたりして、楽しかったです♪♪
普通の人間の1.5倍くらい大きさの巨人もいて、自分の目を疑うほどビックリしました。
「絶対、竹馬に乗ってるんやわ~」と足元を確認しても、普通の靴でした。

シャンデリアにまたがってのアクロバットや、他にも語りつくせない楽しさがあります。

夢の世界を見ているようで、自然と微笑んでしまっています。

実際、夢の世界が、現実に、目の前で起きているんだと思います。

コルテオ”はユーモアたっぷりだったなぁ~、おとぎ話の世界を繰り広げている感じです。

“ZED”や特に“KA”にいたっては、本格派で「おとぎ話」というより「劇」です。
どっちが好きかは、人それぞれでしょうね♪
ちなみに、私は、“コルテオ”を観た後に「もう一度“ZED”を観たい」と思い、
また1、2年後に観に行こうと思います。

それから、どうせ観るなら、絶対ケチらずになるべく前の席を選ぶのが一番です!
コルテオ”はほとんどがSS席で、私は19番目の席だったんですが、
“ZED”は「フロントビュー」という席で前から2番目だったので、迫力が全く(!!)違いました。
この違いは結構大きいんじゃないかと思います。
現に、“コルテオ”も、前のほうの席の観客達のほうが後ろのだいぶん盛り上がっていましたから!

それにしても、サーカスはいいなぁ~♪♪
期待や不安でドキドキして、それで成功したときの感動。
これは、何度でも味わいたくなってしまうのはしかたがないですね。

記念に、シャンデリアの絵と“Corteo”の文字の入ったミラーを買いました。

今度は、再びラスベガスに行って、“O(オー)”か“Mystere(ミスティア)”を観たいなー★