“ハンコック”、劇場で観てきました。
ウィル・スミス主演です。他に、シャリーズ・セロンなどが出ていました。
あらすじを非常に簡単に言いますと、
ウィル・スミスが演じる主人公ハンコックは、注射の針も皮膚に突き刺さらない、
ピストルの弾にも傷つかない、かつ、空は飛べるわ、どんな重いものも投げ飛ばせる強靭的肉体能力の持ち主。
そんなハンコックは、その肉体を使って犯罪者をやっつけるものの、荒々しい性格のため、
犯罪者だけでなく街も損壊させ、ロサンゼルス住民からは忌み嫌われた存在となっている。
そこへ、ハンコックから命を救われたレイという良識ある市民が、ハンコックのイメージアップを図ろうと、
ハンコックに色々助言して、別の意味でハンコックを助け恩返しするという話。
ここで終わっていたら、めでたしめでたし、だったのだが、この映画、まだまだ続きがあります。
これ以上話すと、これからこの作品を観たいと思っている方にはネタばれになってしまいますので、
あらすじはここら辺にしておきます。
ちなみに、シャリーズ・セロンは、レイの妻役で出ています。
あらすじはここら辺にしておきます。
ちなみに、シャリーズ・セロンは、レイの妻役で出ています。
正直なところ、私が上に書いたところまでで良かったんじゃないか?と思います。蛇足も甚だしい。
でも、ここまでの分に関しては良かったよ。アクションもの、というより、ヒューマン・ドラマです。
ウィル・スミスも良かったしね。
ウィル・スミスも良かったしね。
このレイという登場人物は、世間から嫌われているハンコックを救いたい一心の、素晴らしい人物で感心します。
また、ハンコックのぶっきらぼうな性格もわからなくもないです。不器用も甚だしいですが、基本的に、大切なこと(=命を救うとか)だけきちんとやってれば、他の細かいこと(=ビルが壊れるとか?)はどーでもいいって考えなんでしょう。一種、現代人の合理主義を極論にしたようなタイプですね。
そのハンコックが、レイの熱心さを信じて、レイのアドバイスを守ったときに、真のヒーローとなっていく姿、なかなか良かったと思います。
(しつこくて申し訳ありませんが、)ホントここまでで終わっていれば・・・・・・!!
あんまり酷評したくないけど、この映画の監督は一体何を考えているんだろう・・・?
なんで、途中までそこそこいい感じだったのに、途中からわけのわからない突拍子もないストーリーを引っ付けてしまったんだろう。映画の資金を出してくれる人たちが「こんなんじゃ観客が集まらない~~!!」とでも叫んで、投げやりになったんだろうか。
なんで、途中までそこそこいい感じだったのに、途中からわけのわからない突拍子もないストーリーを引っ付けてしまったんだろう。映画の資金を出してくれる人たちが「こんなんじゃ観客が集まらない~~!!」とでも叫んで、投げやりになったんだろうか。
私見ですが、映画って言うのは、後味がかなり重要な気がするのです。。
人って、話の印象的な場面は覚えてても、やっぱり話の最後の終わり方での自分の感想で、
その話全体を「こんなものである」とまとめてしまうと思うからです。
「終わり良ければすべて良し」とも言いますよね。
映画の作品の前半はめちゃくちゃでも、後半でいい感じに終わっていたら、「前半はどうなることやらと思ったけど、結局こんな感じで終わって、なかなかいい作品だったわ」という感想で、その作品は“○”という印象でその人の心に植え付けられると思うのです。
それがこの作品は、残念ながら、真逆だと思います。
人って、話の印象的な場面は覚えてても、やっぱり話の最後の終わり方での自分の感想で、
その話全体を「こんなものである」とまとめてしまうと思うからです。
「終わり良ければすべて良し」とも言いますよね。
映画の作品の前半はめちゃくちゃでも、後半でいい感じに終わっていたら、「前半はどうなることやらと思ったけど、結局こんな感じで終わって、なかなかいい作品だったわ」という感想で、その作品は“○”という印象でその人の心に植え付けられると思うのです。
それがこの作品は、残念ながら、真逆だと思います。
でも、やっぱり迫力などはあった作品だと思いますので、
空が飛びたくなったときには、観てみてもよいかもしれませんね・・・。
空が飛びたくなったときには、観てみてもよいかもしれませんね・・・。
たまには、こういう感想もありかもしれません。。