リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

開業準備、進展しました。

事前に、その開業を後押ししてくれている役員と入念に打ち合わせをして、6月1日、他の二人の役員に、自分がこの事務所を退職して独立開業することを考えていると告げた。具体的なスケジュールも話した。

他の役員達に、ブツブツ言われるのかななどと思っていたが、案外すんなりと受け入れられた。
私のブログの記事でよく登場していた役員Kは、
「僕は大賛成だね!我々の仕事って、独立してなんぼだよね~!だってさ、自由を求める人がなる仕事じゃん!」
と、全面的に賛成した。
それに歩調を合わせたのか、最も懸念していた代表役員も、
「若い人が育つためにも、独立はした方がいいね。早ければ早いほどいいよ」
と、前向きに肯定してくれた。
 
「今後は、何かありましたら、外注という形でサポートさせてください。」
と私が言うと、
「うん。それは安心した。」
「外注って、下請けとか上下関係で嫌だよね、協力関係だよね。提携だよ、提携。」
と、役員らは口々に言っていた。
 
実際のところ、彼らの本音なんてわからないし、別に知らなくてもいい。
私自身だって本音なんて言っていない。
「あなたたちの、先を見通さない、その場しのぎのやり方にはもうついていけないんですー!」
なんて、言わなくていいし、彼らもそんなセリフを聞いていい気持ちはしない。
彼らは彼らのやり方でやっていけばいい。従業員が目まぐるしく回転していっているけど、それになんの危機感も感じないのも、彼らなりのやり方というわけだから。
 
今、自分が進めようとしていることの障害物がすべて晴れたような気がして、非常に心がすっきりした。
ずっと隠さなければいけないと胸の中に秘めておいたものを、もうそうする必要はないんだと、解き放たれただけで随分心が楽になった気がする。
 
いつも訪れる休日に、いつものように子どもたちを自転車の前後に乗せて走っていた時も、今までと同じことなのに、まるでなにかとても晴れやかな気持ちで、すがすがしく、いつもの風景も明るく感じた。本来、こういう気持ちで子どもたちにも接するべきなのだ。
 
これからは、子どもが大きくなって小学生になっても、子どもが帰ってくる時間に家にいられるし、子どもの前で仕事をしなければならないこともあるとは思うけど、もっと子どもの成長や様子を注意深く見ることができるようになる。
収入は目減りするだろうけど、それよりも時間を得られるし、自己研鑽もできるし、自分の行きたい道に進むことができる。私は、ある程度の収入確保のためにも適度に顧客は持ちながら、その合間に税法のあり方などをもっと研究したい。一般市民の方々に税の知識を広めたいし、一方で、脱税まがいのようなことをするような税理士をなくすために間接的にでも自分が何かできるようなことをしていきたい。 それはあくまで理想ですが。 
なんにせよ、良かった。
一歩、足を踏み出した。