リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

かわいい我が子

育児って本当に(!)大変で、どんな問題よりも難解で、むしろ試練とも思えるほど毎日難問を突きつけられて、忍耐力も身につくけど疲労感も大変なものです。

特に上の子については、下の子が生まれたあたりから、些細なことでパニックに陥るわ、不可能なことを実現させよとヒステリックに泣きわめくわ、何をしても泣き止まないなどで、行き詰まること多々あり、いっそ匙を投げてしまいたいが、我が子の将来が心配で結局投げることもできない、八方塞がりになっていました。

会う人会う人話してみても、「そのうち落ち着く」と言われるのだけど、その「そのうち」がいつ来るのやらで、娘に対して愛情が薄れていってるのではないかと思うくらいだった。


私の場合は、平日ほぼ夫や親の力を借りれず一人で二人の子の面倒を見ているからか、6,7月頃から、我慢も限界を迎えつつあった。もう自分一人の手には負えない、近所も巻添えにして子どもを育てていこう、と思いはじめ、パニックに陥ったときなどは、例えば保育園からの帰り道に声を掛けてくださったご年配の方々を交えて子どもと会話してもらう、さらには、保育園から帰ってきた夕方、家の中でヒステリックに泣き叫ぶ娘を連れて、積極的にマンションのお向かいさんちにヘルプを求める・・。
もはや、恥や世間体など気にするレベルではなく、毎日をこなすので精一杯。

そんなこんなで、この夏を乗り切った9月上旬、ふと、毎日機嫌のいいときは大音量で歌を歌いまくる娘に、音楽教室を行かせてみることを思いついた。
土日はどの時間帯も全部埋まってしまっており、やむを得ず、かろうじて空いていた木曜日の午後5時から30分枠。
たまたま、今思い起こしてみると、ご近所さんに厄介になるのは決まって木曜日だった。月曜日からのストレスがピークになるのが木曜日なのか、その理由は定かではないですが。その木曜日に音楽教室に行くのはいいことなのかどうなのか。

音楽教室に行ってみると、本人は極度の人見知りなので、よく知らない先生の前で硬直して何も出来ない。先生は、娘を動かそうと四苦八苦してくれてるのに、何もすることなく30分が終わる。
「こりゃダメだ」と思うのに、教室を出た娘の方は清々しい表情をして「たのしかったー」などと言う。「また来たいなー」

そして昨日、恵比寿に用事があったので、上の子と二人きりでお出掛けすることに。娘は、私と二人きりで外出するなんてめったに無いことなのでうれしかったのか、外出前は、お手伝いをしたり、普段はしない後片付けをたくさんしてくれた。
そして、外出中も不満一つ言わずお利口さんに過ごした。帰りはバスの中で眠たくなったにもかかわらず、いつもなら疲れたときは「抱っこして」だの「歩けない」だのぐずりまくるのに、そんな言葉は一切言わず眠気と戦いバスを降りて歩いて帰った。

今までの様子とあまりに違うので、驚いた。随分我慢強いし、随分と頑張ってる。知らないうちにお姉さんになってきている。私は誇らしく感じた。

また明日も不平不満を言って泣き叫ぶのかもしれないけど、確実に娘は成長している。