リフレッシュの時間

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『ママの遺したラヴソング』

ジョン・トラボルタが好きなので見た映画ですが・・・。
 
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原題:A LOVE SONG FOR BOBBY LONG  製作年度:2004年 製作国:アメリカ 上映時間:120分
監督・脚本:シェイニー・ゲイベル   
出演:ジョン・トラヴォルタスカーレット・ヨハンソンガブリエル・マクトデボラ・カーラ・アンガー

ジョン・トラボルタスカーレット・ヨハンソン。キャストはよかったんですが、脚本、登場人物作りに難があったように思う。見ながら、何度か途中で飽きてしまいそうになりました。
 
【あらすじ】ネタばれなし
お母さんと絶縁状態にあったスカーレット・ヨハンソン演じるパーシーは、母の訃報を伝え聞いて母の家に駆けつけたが、すでに時は遅し、母の葬儀は終わった後だった。その母の家には、母の最期を看取った二人の男が住んでいて、この家は母の遺言によりパーシーとその男2人の3人に遺されたという。
 
この2人の男との同居を決めたパーシーは、男2人のうちの一人ボビー(ジョン・トラボルタ)と激しくぶつかり合いながらもその土地に住み続け、母の友人らから亡き母の生前の姿を知っていく・・・。
 
【感想】
パーシーという娘のめちゃくちゃな言動や態度に終始納得がいきませんでした。素直じゃないのは一目瞭然ですが、いちいち母について反抗したり、ボビーにむやみやたらに噛みつく姿が理解不能だった。いくら両親がいない状況で育ってきたからといって、母の最期を看取った友人らに(おまけにほぼ初対面ということなのに)、あそこまで喧嘩を売る必要ないし、わがまま極まりない性格だった。
ボビーと、もう一人の男ローソン(ガブリエル・マクト)も確かに、アルコール依存症で人として尊敬できないのはわかる。そもそも、彼らの住むニューオリンズでは、あんなふうに毎日お酒を飲んで歌を歌って川べりで遊んで、一日中怠惰に何も仕事をしなくても生活していけるのは、年金暮らしとかいうことなんでしょうか。
 
どういうわけか、無学のパーシーの大学入学がすんなり決まるし、あれはどういうことなんだろう。
疑問点ばかりが生じるストーリー展開でした。結局、この映画は、パーシーとボビーの心の交流を描きたかったんだろうけど、やっぱりストーリー展開に難があると、どんなにキャストが良くても説得力が全くないものなんですねぇ。
 
あのローソンという男とパーシーは最後結ばれるんかな。そのことすらどーでもいいけど・・・と思ってしまうような話でした。ローソンは初めからパーシーに興味ありそうだったよね。パーシーもかな。
 
スカーレット・ヨハンソンって演技うまいんかな。ジョン・トラボルタは演技抜きにあのやさしい雰囲気と独特な個性が好きですが、この役はジョン・トラボルタの良さもうまく引き出せていなかったように思う。残念だったわ。