リフレッシュの時間

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『96時間』

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原題:TAKEN  製作年度:2008年 製作国:フランス、アメリカ 上映時間:93分
監督:ピエール・モレル  脚本:リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン
出演:リーアム・ニーソンマギー・グレイスファムケ・ヤンセンリーランド・オーサージョン・グライス
    デヴィッド・ウォーショフスキー、ケイティ・キャシディ、オリヴィエ・ラブルダン、ホリー・ヴァランス
 
展開もスリリングで、かつ、戦うシーンも見ごたえあり。アクション映画としてかなり完成度が高いと思われます。
 
【あらすじ】  ネタばれなし
ブライアンリーアム・ニーソンは、元CIA工作員だったが、そのために家庭を顧みることができず、離婚。
現在は、その組織から離れ、愛する娘と過ごすためにロサンゼルスで一人暮らしをしていた。
 
元妻レノーアファムケ・ヤンセンは、その娘を連れて大富豪と結婚し派手で豪奢な生活を送っていた。
娘キムマギー・グレイスは、17歳の高校生。友達のアマンダとパリに行きたいと言い出す。
娘を溺愛し心配性なブライアンは、それを渋々許可し、代わりに携帯電話で定期的に電話する約束をさせた。
 
ところが、あれほど言っておいたのに、パリに到着したはずの娘から連絡が全く来ない。
ブライアンはしつこく娘に与えた携帯電話に電話をかけ、数回目でなんとか連絡がつく。
しかし、それは、何者かに襲われ誘拐される彼女の悲鳴の電話となった・・・。
 
「キムを守りたい」その一心で、ブライアンは即刻、彼女のいるパリへと赴く。
そして、CIA時代の仲間の協力で、誘拐された現場で得られた情報から、誘拐した者がアルバニア人の人身売買の犯罪組織と判明。その組織から救い出すには誘拐してから96時間以内でなければならないと告げられる。
 


【感想】
スピード感が凄くて迫力があった。リーアム・ニーソンはいつもヒューマン系の映画で見ていて、アクションでは初めて見たけど、カンフー(?)が凄かった。それから計算し尽くされた行動にも圧巻。その先を見通す力は、ブライアン本人が「私にはお金はないが、特殊な能力がある。」と敵に言っていたまさにそのセリフどおり。
 
メイキングを見たけど、リーアム・ニーソン自身、この役のためにかなりアクションシーンの練習をしたそう。
車の激走シーンなどはスタントマンだそうですが、それ以外のカンフーのアクションは全て本人だそうです。
リーアム・ニーソン、凄い!!もともと身長190cm超の大柄な人物なので、実際強そうでした。
敵を容赦なく殺しまくるのは狂気の沙汰ですが、しかし娘の命があと数時間ならその心境も説得力があった。
 
とにかく、息つく暇もないアクションが見ごたえあったなぁ。
アクション映画って派手なアクションのみでストーリーはがっかりなことも多いけど、
この作品は展開も面白くて、よく出来ていました。追えども追えども娘は次々と先へ進んで行っているんですよ。
意外な黒幕もいたし。話自体も良かったのは、脚本をリュック・ベッソンが作っているからなのかなぁ。
リュック・ベッソンの映画って、『ジャンヌ・ダルク』しか見たことないです。
 
メイキングを見て、カメラの撮り方が大変良かったのもわかりました。監督のピエール・モレル
初めて知った監督ですが、他の作品も観てみたくなりました。
他に、『パリより愛をこめて』(2010)と『アルティメット』(2004)だそうです。
パリより愛をこめて』は大好きなジョン・トラボルタ出演作品の新作だわ。今度ぜひ見てみよう!