リフレッシュの時間

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『フェイス・オフ』

これは面白かったわ~。ジョン・トラヴォルタ、やっぱりいいねっ
 
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原題:FACE/OFF  製作年度:1997年 製作国:アメリカ 上映時間:138分
監督:ジョン・ウー
出演:ジョン・トラヴォルタニコラス・ケイジジョーン・アレンアレッサンドロ・ニヴォラ
    ジーナ・ガーション、ドミニク・スウェイン、ニック・カサヴェテス、ハーヴ・プレスネル

FBI捜査官のアーシャ(ジョン・トラヴォルタ)と、極悪人のテロリストのトロイ(ニコラス・ケイジ)の顔が入れ替わる話です。このトロイという人物が、頭の中のどこか1本(と言わず2本以上?!)線が切れたようなクレイジーな人物で、甲高い声で笑い、セリフもいちいちぶっ飛んでいる人物。一方のアーシャはジョークの通じない真面目な仕事肌の人物で、捜査も真剣に、そして仲間の死も深く悲しむ人物です。
 
FBI捜査官のアーシャは、以前、トロイから狙われて、抱いていた愛息子が流れ弾で死んでしまうという悲しい過去を背負っており、それ以来、いつか息子の仇を果たすとトロイの逮捕に全力を尽くしている。
 
こんな二人の人物の顔、姿かたちが入れ替わったら・・・。
ジョン・トラボルタニコラス・ケイジのそれぞれの演じ分けが面白いところですね!
真面目腐ったジョン・トラボルタと、頭の線が切れているニコラス・ケイジ
そして、イカれてしまったトラボルタと、深刻に思い悩むニコラス・ケイジ
 
全部で4人物がいるわけですが、私は断然、イカれてしまったトラボルタが一番好きです このトラボルタは見てて爽快だし、スカッとします。あの『ソードフィッシュ』のボス役よりぶっ飛んでいたと思います。
トラボルタはよくこういう役を演じていますが、本人も楽しいからかな。もしくは、こういう役をトラボルタが演じると他の人には真似できない独特な個性の強いキャラクターができあがるのだろうか。とにかく、ニコラス・ケイジとトラボルタの二人のキャラが濃すぎて、他の俳優たちの存在を忘れてしまいそうなぐらいでした。
 
派手なアクションシーンも見どころの一つではあるけど、この二人の俳優の演じ分けが一番の見どころであることには間違いないです。顔を取り替えるなんて興醒めしそうなフィクションだけど、この二人の演技によって興醒めさせないぶっ飛んだ楽しい企画になっています。
 
ご覧になっていない方がいたらお勧めします。