たまたまだけど、前回行ったのがトルコでこれも親日国のイスラム教の国だったけど、今回のインドネシアも国としてはイスラム教国家ではないものの、イスラム教徒が70％超の国でした。バリ島はヒンドゥー教徒ですけどね。
旅の行程は、
１日目（移動のみ）２日目（ジャワ島）ボロブドゥール寺院遺跡→ムンドゥッ寺院→昼食→銀細工やジャワ更紗見学→ラーマヤーナ鑑賞３日目（ジャワ島）ジョグジャカルタ市内観光→王宮博物館→タマン・サリ（水の王宮）→プランバナン寺院→バリ島へ移動４日目（バリ島）タマン・アユン寺院→ウルンダヌブラタン寺院→ジャティルウィ（ライステラス／棚田）→タナロット寺院で夕陽鑑賞→ジンバランの浜辺で夕食→バリ・マッサージ５日目（バリ島）アシタバとお土産屋→ゴワ・ガジャ石窟寺院→イブオカで昼食→モンキーフォレスト→デンパサール国際空港→（ジャカルタ乗継）→成田空港へ（翌朝9時着）
振り返ってみると、改めてタフな旅行やったな～。もう少しバリ島でボケボケ南国気分を味わえばよかった。
次にバリ島へ行くときは、ボケボケすることにします。
初めに訪れたのは、ジョグジャカルタでしたが、ジョグジャカルタはムスリムが多数を占める街のため、一日５回お祈りの時間にコーランが放送されていました。トルコと同じですね。一日に数回お祈りの言葉が街中に響き渡る雰囲気、好きです。
と言っても、トルコとジョグジャカルタでは、また全然雰囲気が違いました。トルコの方が神秘的で、それはもしかしたらトルコの時は断食の時期だったからかもしれないけど、宗教色が強いようだった。一方、ジョグジャカルタは、放送の音量も小さめだし、コーランの言葉が街全体に疾走するバイクの音と塵にかき消されてしまうような、そんな雰囲気でした。
ということで、初めに訪れた遺跡。ボロブドゥール寺院。
非常に大きな寺院です。８世紀シャイレーンドラ朝に建てられた大乗仏教の寺院だそうです。
この日は、前日にボロブドゥール内にあるホテルに泊まって、日の出を見るのにトライしましたが、あいにく朝霧が濃くて、完璧な日の出は見られなかったなぁ。
この寺院の凄さは、レリーフだと思う。
それも、仏教の三界とやらで、一番下の階は欲界（欲に囚われた人間界）のレリーフ、真ん中の階は色界でブッダが生まれ悟りを開くまでの場面を描いたレリーフ、最上階は無色界、悟りを開いた後の世界なので全くレリーフがありませんでした。
一つ一つが細かくて、よく出来ていたし、素晴らしかったです。
ボロブドゥールの一番上まで登って辺りを見渡すと、東南アジアを象徴するようなヤシの木のジャングル・・・。
この森はヤシの木ですからね～。日本では見られない風景だわー。
前日に泊まったホテル。
ジャワ島に限らず、バリ島も、インドネシアは色とりどりの花が咲き乱れ、鳥たちのさえずりが常に聴こえてくる土地でした。
平和で、心が穏やかになります。
（つづく）
