リフレッシュの時間

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『ジャスト・マリッジ』

ブリタニー・マーフィ主演のラブコメ。彼女がもうこの世にいないなんて信じられない。32歳で亡くなるなんて早すぎますね。かわいかったし、まさにこれからという感じだったのになぁ。
 
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原題:JUST MARRIED  製作年度:2003年 製作国:アメリカ 上映時間:97分
監督:ショーン・レヴィ
出演:アシュトン・カッチャーブリタニー・マーフィ、クリスチャン・ケイン、ヴァレリア、デヴィッド・モスコー

今確認してみると、ブリタニー・マーフィの出演作で観たことがあるのは、意外にも『8 Mile』と『シン・シティ』、『17歳のカルテ』だけでした。『シン・シティ』を何度か見ていたためか、彼女の出演作をもっと見ていたような気がしていました。
ブリタニー・マーフィは、かわいいけどどこか陰のある雰囲気があって、そこが何か人を惹きつける女優だったと思う。たまたま私が見た上の3つの作品での役柄がどれもそんな役だったからかもしれません。美人なのに目の下にクマのあるような役。
 
でも、この『ジャスト・マリッジ』での役は、生粋のお嬢様。美術専攻で建築や絵画が大好きなお嬢様です。兄弟姉妹の末っ子で「ピーフィー」と呼ばれて両親から愛され、その美貌から異性からも人気のあるお嬢様。
一方、相手役のアシュトン・カッチャーは、一般家庭出身の粗野で雑な人柄で、ハネムーン先のイタリアでもドジャースの試合にしか目が行かないスポーツ馬鹿。ちなみに仕事は、ラジオのDJを目指して、現在隔週で深夜の交通情報案内を担当している。
 
こんな二人が出会い、すぐさま「恋は盲目」状態になり、その勢いで、むしろ勢いだけで結婚・・・!二人はうまくいくのか?という話。まあ、ありがちな設定のラブコメだけど、少し特徴的なのは、映画が二人のハネムーンから帰国した空港でのシーンから始まるところかなぁ。お互いが相手にキレているところから話が始まります。
 
今回のブリタニー・マーフィは陰のある役ではなかったけど、かわいく誰からも愛されるキャラを好演していました。この二人が「成田離婚」になったのは、私から見るとアシュトン・カッチャーのがさつさが主な原因だと思う。スポーツ好きはいいけど、欧州旅行でその地の観光を楽しみたいところにドジャースドジャースって言われたら誰でもウンザリでしょ。おまけにかなりの短気でさらに短絡的。アシュトン・カッチャーの演じている人物の性格のいいところがよくわからなかったわー。
 
この映画を見て改めて、かわいくて華のあるブリタニー・マーフィの今後が見られないのが残念だなと感じました。ホント、人生って何が起こるか分からないよね・・・。