リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

今朝の地震

今日は月曜だというのに朝から雨で、この、週明け月曜の朝に雨が降っているというのは、子ども2人を保育園に登園させるのには最悪な状況だ。

幸い、今日の仕事は朝がゆっくりなので、まあ、気長に傘を差しながら無事に登園した。

上の子を預け、次に下の子を預けようと、下の子のクラスで準備をしていたところ、大きめの地震が起きた。

震源地は伊豆地方とのことで、東京23区は震度4とのことだった。

 

地震が起きた瞬間、私が「あれ?地震?」と思っているその瞬間に、先生方は、一瞬にして教室の中央に子どもたちを集めて、次々と防災頭巾をかぶせて、別の先生は電気を消して、また別の先生は窓を開けた。その行動があまりに俊敏で、何か、感動してしまった。

これはまさに、訓練の賜物で、確かに月に1回、保育園で防災訓練をしているのは知っていたけど、毎回真剣に取り組んでいる、小さな命を預かる責任感ならではの動きだった。

 

私などは動きが遅くて、子どもたちより何秒も遅く、中央に集まる子どものそばに移動した。

まだ2,3歳の子ども達が、真剣な眼差しで、地震が終わるのを待っている姿を見て、涙が出そうになったよ。中には、怖くて泣いてる子もいた。

私は呑気で、のんびりしてるから、いざ子どもを守る時の瞬発力というか俊敏な判断力や動きを身につけないと、自宅で子ども達と過ごしている時に大地震が起きたら、子どもを守れないかもしれないと思った。

 

地震の揺れはすぐおさまり、園内に流れるアナウンスとともに先生方が子ども達から防災頭巾を取って、「もう大丈夫だよー」というと、子ども達は、すぐにいつも通りに戻って、思い思い、それまで自分達が遊んでいた遊びを再開した。

うちの子も、私と同じ性格なのか、地震の間も何も動じることなく、そして、その後も何事もなかったかのように遊び始めた。

 

本当に、心から、保育士さん達に感謝した。

よく世間では保育士さんの待遇が悪いなどと耳にするが、そんなことはあってはならない。保育士さん達の働く環境をもっと良くすべきだと思った。金銭面でももっと待遇を良くすべきだ。単に、子どもが好きだからという保育士さん達の好意に甘えて、安い給与を支給するのではなく、未来を担う小さな子ども達を全身で守るその職務に対して、もっと高給を支給できるようにした方がいいと思う。

国は色々と取り組んでいるようだけど、それが組織の上の人達で搾取されるような仕組みでは意味がないと思う。直接現場で働く方々に反映されるような制度を作ってほしいと、心から思う。