リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

オーラ療法

色々な人たちがいるもんだなぁ。

今日は、整体兼オーラ療法というのがあって、心身ともに楽になるから、一度行ってみた方がいい、との友人の勧めで、時間の合間を縫って行ってみたら、体験コースだけのはずが、なんと、そのオーラ療法の師匠という方が突然現れて、途中から本格的オーラ療法に入って驚いた。

「あのお、体験のつもりで来たのですが、このあととんでもない金額がかかったりしないのでしょうか・・」
と、途中でおそるおそる聞いたら、師匠が
「大丈夫!今日は全部体験で!お金は取らないよ」
とのこと。

少し安心して、その後も整体兼オーラ療法をしていただいたのだが、その師匠と弟子たち?は、オーラを信じきっているから、自分がそこに合わせないといけないような気もして、言われるがまま身を任せていたが、オーラのイメージの癒しのようなものではなく、もはや除霊のようだった。

「悪いものがついているよ。あなた、元気だから、悪いものが集まるんだよ」
と、渇を入れながら、その悪いものを除いていただき、そのたびに、
「どう?軽くなった?」
と確認されるので、
「軽くなった、、ような気がします」
と返事して、でもまあ実際に、除霊しながらもせっせと体をほぐしてもらったので、体が楽にはなったから、感謝はしてるんだけど、なにか申し訳ない気持ちになった。

初めての体験コースの方のところに師匠がいらっしゃるというのが、レアケースというか初めてのことらしく、師匠はその後もご機嫌よく、わざわざ私のために事前に作成してくださった私の名前入りの資料を5部ご用意くださり、整体兼オーラ療法のあとは、ご講義が始まった。

5部とは、師匠含め、弟子2名と私、さらにはその場にはいない、私の紹介者である友人の分だ。

そのご講義は、なんと、1時間に及び、いろんな話をしていたが、つまるところ、「聖書を読みなさい」ということだった。

「現代人は、目に見えるものしか信じず、合理的。それでは救われない、信仰心を持たなければならない。騙されたと思って、聖書を読むこと」
ということだった。

弟子の方々は、尊敬する師匠のご説法で、ハハーッという感じだし、師匠が感想や意見を求めるたびに、私が、そうですね、なるほどそういうことなのですね、と、相槌を打って、講義は終わった。

「ryoさんとお会いするのはこれが、最初で最後かもしれない。一期一会だからね」
と言って、別に宗教に勧誘するわけでもないのだけど、この人たちはいったい、何のために私にここまで、聖書を勧めたり、オーラを勧めてるのか。私としては、長時間整体を無料でしていただいて、ありがたいし、からだ楽になるしでいいんだけど、でも、ちょっと、怖いな、と思う。悪い人たちではなさそうだけど。
キリスト教ですか?」
と聞くと、そうではないと答える。
確かに、私の前で文献を広げるのだけど、聖書だったり、創価学会の経典?だったり、色々だ。本人いわく、ただ真実を追い求めた結果らしい。

私が税理士ということを知っていて(友人が言ったらしい)、その師匠が若かりし頃、会計事務所で長年勤めたそうで、税理士を目指してたらしい。
それでなにか共感を持っていただいたのか・・?

その資料の最後に、会計の大原則が書かれていて、
「これを自分と神との関係に置き換えてください」
と、今まで発想もしたこともないところからこの会計の大原則を説かれた。

人それぞれまったく違う世界で生きてるものだから、私は否定もしないし、これは、その人たちの中では真実で、その真実を一人でも多くの人たちに伝えたい一心で、私にも精一杯尽くしてくださってるのだろうと思う。

「なにかのご縁」と、その師匠が言うように、私側から見てもなにかのご縁で、私はここにいるわけだな、と感じた。

どういう意味があるのか、意味がないのかはわからないけど、師匠が精一杯説いていた、「すべてを愛せよ」というのは、最近の私には目から鱗でしたので、いただいた資料は、もう一度目を通して、また、普段の生活に戻りたいと思います。