リフレッシュの時間

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『アウェイク』

さっき書いた真面目な西部劇より、こっちのふざけた失敗もののほうが好きです。
 
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原題:AWAKE  製作年度:2007年 製作国:アメリカ 上映時間:85分
監督・脚本:ジョビー・ハロルド
出演:ヘイデン・クリステンセンジェシカ・アルバテレンス・ハワードレナ・オリン
    クリストファー・マクドナルド、サム・ロバーズ、アーリス・ハワード、フィッシャー・スティーヴンス
 
本当にねぇ、ジェシカ・アルバの出演作にははなから期待はしていませんが・・・それでもこの作品は以前見たジェシカ・アルバがペンギン飼育係の作品(あれ、タイトルなんだったかな・・・)よりはだいぶんマシか。出演している俳優もまだいいもんね。
 
【あらすじ】
今回の作品は、手術中に全身麻酔を注入したものの意識だけは残っていて、手術の様子などをすべて感じ取ることができるという状態でのストーリーです。ヘイデン・クリステンセンが主人公の富豪の子息を演じていて、ジェシカ・アルバは彼の経営する大手企業の秘書であり、ヘイデンの彼女でもあるという役。
 
ヘイデンは心臓に疾患を持っていて、長年親しくしている友人の医者(テレンス・ハワード)から移植手術を勧められる。ヘイデンを育てた母は厳しく、秘書であるジェシカとの交際すら受け入れてくれないような母。そんな母や経営のトップという重圧、そして心臓疾患という境遇に逆らうように、ジェシカと無断で結婚し、そして母の勧める移植分野で権威のある医者をも断って、懇意にしている医者の執刀のもと移植手術を決意する。
 
そして、手術台で横たわるが、麻酔で眠りに落ちるはずなのに、体は動かないが意識だけが残ったまま手術が始まる。痛みや冷たさなどとともに、オペの医者たちの会話まではっきり聞こえる・・・。その会話の様子のおかしいことに気づき始め・・・、そのうちこの手術は彼らに仕組まれた殺人であることに気づく・・・。
 
【感想】
なんとも脚本が甘すぎる、真面目な顔をしたコメディのようでした。それにしてもこんなことがあっては怖いもんですね。生きている自分の心臓が体内から取り除かれるなんて。その様子がすべてわかるというのが怖い。考えてみると、心臓が一時的に取り除かれても人は生き続けることができるというレベルにまで医療は進歩しているのですね、心臓移植というはそういうことか。それはそれでまた恐ろしいことだな。
 
その堂々と自分が殺される様子を見ながらも体が動かないために何もすることができないという怖さ、それに加えて、医者たちがなぜ自分を殺すのかという理由の浅はかさ。この作品は浅いなー。この医者たちはクズだな。ジェシカ・アルバも酷い役だわ。
 
最近、ジェシカ・アルバが前ほど好きではなくなってきたわー。やっぱり演技があまりうまくないからかなぁ。本人としては少しずつはうまくなっていっているのだろうけど。映画の中での彼女の描き方も、やっぱり彼女のファンを喜ばせるような映し方になっていると思う。かわいい笑顔を集めてみたり。
 
これってB級映画なのかな。
 

そうそう、この映画で端役で登場していたクリストファー・マクドナルド。こないだまで毎週見ていた“Harry's Low”のトミー・ジェファソン役でおもしろキャラだったので好きです。いつもなにかにつけ“I'm Tommy Jefferson.”と言っていて面白かったのにな、この海外ドラマもあっというまに1シーズン終わってしまった。