リフレッシュの時間

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『トゥルー・グリット』

マット・デイモンの出演映画といえば、この映画も見ました。
 
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原題:TRUE GRIT  製作年度:2010年 製作国:アメリカ 上映時間:110分
監督・脚本:ジョエル・コーエンイーサン・コーエン 原作:チャールズ・ポーティス
出演:ジェフ・ブリッジスマット・デイモンジョシュ・ブローリンバリー・ペッパーヘイリー・スタインフェルド
 
コーエン兄弟の『トゥルー・グリット』。これは西部劇。マット・デイモンが頭がほんの少しよろしくないテキサス・レンジャーという役どころでした。この映画はどうなのかなぁ、まるで日本の時代劇を見ているようでした。
トゥルー・グリット」は字幕では「真の勇者」と訳されていた。
 
【あらすじ】
自分の父を殺された少女が、その父の仇を討つため、『トゥルー・グリット』と呼ばれる保安官コグバーン(ジェフ・ブリッジス)を見つけ出す。彼はお金をもらって悪党を殺す殺し屋でもある。その殺した人数は数知れず。一文無しの少女は強気で父の馬の売買の相手と交渉しお金を作り、コグバーンにそのお金を渡して自らと共に父の仇を討ってくれと懇願する。初めは少女のお願いを受け流していたコグバーンだったが、彼女の熱意に押されてしぶしぶ動き出す・・・。
 
【感想】
終始日本の時代劇のストーリーにしか見えなくて、いまいちパッとした印象を抱かなかったです。なんでかなぁ。コーエン兄弟の『ファーゴ』の方が面白かった。コーエン兄弟の描く話って、悪人も心底性根の悪い悪人ではないところが特徴やね。悪いやつではあるのだけど、なにか憎めないような、弱い一面を描いているように思います。今回の悪党についても、自分の利害のために少女さえをも殺そうとしていたけど憎めなかった。
 
世間では結構高評価みたいだけど・・・。別につまらないわけでもなかったけど、たいして強いインパクトも残らなかったなぁ。皮肉めいたユーモアみたいな、コーエン兄弟っぽさもあまり感じなかったし。もう一度見たら変わるかな。