リフレッシュの時間

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【トルコ】パムッカレ

イスタンブルとはちょっと離れて、イスタンブルの後に訪れたパムッカレをご紹介します。

パムッカレとはトルコ語で「綿の宮殿」という意味だそうです。

パムッカレは、石灰岩を多く含む温泉により形成された真っ白の棚田(田んぼではないです)のようなもので、
ガイドブックではその一つ一つの棚田に水が溜まって水色に輝いて、
その白と水色のコントラストがきれいだったのですが・・・

トルコ旅行について調べていた際に、パムッカレの景観が徐々に崩れていっているという情報は
知っていましたが、まさかここまでだとは思いませんでした。
「時すでに遅し」・・・です。

イメージ 1

もはや棚田という様相はなく崩れてきています。
原因は水の不足・・・。
ガイドの話によると、以前このパムッカレの上にホテルが2つ建っていてそのホテルが水を使いすぎたとのことですが、ホテルがなくなった今でも水の量が減ってきているのはなぜなんでしょう。

ガイドさんの話によると、10年前は棚田も崩れていなくてその一つ一つに水が溜まっていて、
とても美しい景色だったとか・・・。きっとガイドブックに載っているような景色だったんでしょう。

イメージ 2

かろうじて水が残っているのがこの部分です。残念です。
世界遺産の景観も、自然の流れなのか人間の営みのせいなのか次々と変化してしまうものなのですね。


ところで、この石灰岩の棚田に、靴を脱いで入ることができるのですが、
ここで私はツルっと滑って、服を着ているにもかかわらずこの小さな池に服のまま尻もちをつき
びしょぬれになった挙句、足をケガまでしてしまいました。
遠くから心ない外国人の観光客が大笑いしていましたが・・・(怒)。

ケガは、足の裏がズルっとむけただけなのですが結構血が出たからか
トルコ人のガイドさんはたいそう心配して、翌日になっても「病院に行きましょうか?」と言っていました。