リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

気づき・・・

このところ、何かを失念することが度々ある。

もう、認知症でも始まっているのかもしれない、と本気で思いそうになるほどだ。

それは特に、電車の中で起きることが多い。

電車の中で、スマホを見ていたり、本を読んでいたりして、そのスマホや本の世界に没頭してしまい、時に、電車を降り過ごしたり、降り間違えたり・・・。それだけならまだよい。

この間、驚いたのは、2回乗り換えするルートで、2回乗り換えしたところ、気づいたらなんと元の場所に戻っていたことだ。時間だけが過ぎて移動しているにもかかわらず自分が時空をワープしているのでは、と錯覚しそうになったが、すぐに、自分の上の空加減に寒気が起きた。

これはもうまずい段階にきているかもしれない。

 

ということで、最近は、降りる駅や乗り換えの駅には注意することにした。降りる駅を意識するだけだが。

 

そして、今日、顧客訪問からの帰りに、メトロ銀座線に乗っていて、車内で本を読んでいた。乗換駅の溜池山王に着いたので、慌てて電車を降りた。そして、南北線に乗り換え、最寄りの駅に降りた・・・。そこで気づいた。大事にしていた愛用の日傘がない・・・。またやってしまった。

 

こればっかりはなくしたら大変なショックだ。何しろ、色も柄も気に入っていて、自分ではめったに買わない、百貨店で買った(私にとっては高級な)日傘なのだ。

なぜ、こんなに気に入っていたものを忘れてしまったのか。

急いで、メトロの忘れ物センターに電話を掛けた。20分ほど待ったがやっと繋がって、

「メトロ全線でお探ししましたが、まだ届いてはおりません。しばらく時間をおいて、また、お電話ください。」

との返事だった。

「絶対に見つかる。ここは日本だから。」

と妙な確信があり、その1時間後また電話を掛けた。

何回も待たされたあげくに、

「お客様のお探しのものですが・・・(とかなり間を置いて)、

 それに似たものが渋谷駅で届けられています。

 お客様の置き忘れたとおっしゃっている時間帯も一致しておりますし、

 お客様のお探しのものと思われます。

 つきましては、本日夜9時までに渋谷駅に来ていただくことはできますか?」

 

やっぱり、ここは日本です。23区内だけで1千万人は活動している、この東京で、メトロ銀座線という結構混んでいる路線なのに、なくしものが見つかりました。

銀座線だったことも不幸中の幸いです。

というのもの、メトロの他の路線は、ほぼすべて私鉄等に乗り入れしておりますが、銀座線のみが(?!)乗り入れしていないためです。

以前、他のメトロの路線で置き忘れた時は、そのメトロの路線の、最終駅で乗り入れしている私鉄ともう片方の最終駅で乗り入れしている私鉄と、そしてメトロそのものとで、3社も確認しなければなりませんでした。そして、その時も幸いなことに見つかったものの、なんと、私鉄の果ての駅まで運ばれておりました。

 

考えてみると、これまで、何度か、忘れ物をしたことがあります。でも、そのほとんどが見つかっております。一度、驚いたのは、ある夜に財布を路上に落としており、自分は全く気付かず、その翌日、いつも通り職場に出勤したところ、仕事中に、カード会社から電話がかかってきたことでした。

「〇〇警察署(自宅の最寄りの警察署)から、あなたの財布が届いていると連絡が入っております。

 あなたの財布の中に〇〇クレジットカードが入っていたので、警察の方からこちらのカード会社に連絡があり、それで、あなたにご連絡いたしました。」

と。これにはかなり驚きました。

財布を落としていることに気づいていない自分にも驚きましたが、財布の方から連絡が来る、というのが、いや、警察の方が連絡をくれる、というのが、親切すぎて・・・。

その時も大急ぎで、仕事が終わるなりその警察署に直行したところ、なんと、中に入っていたお金もすべてそのままで・・・なんと、平和な国なんだろう、と確信したのでありました。

 

話が脱線したのですが、タイトル・・・気づきです。

そう、そろそろ、私は、電車の中で、本を読んだり、スマホを見るのをやめた方がいいかもしれません。つまり、没頭してしまうタイプなんだと思います。認知症の始まり、というより、昔から、没頭タイプなのでは、と。

なので、対策を打たねばなりません。

もう、本当に大切なものを完全になくしてしまうことがないように、そんなことが起きてしまう前に、何か、習慣づけなければいけないんだと思います。

電車に乗ったら、手に持っているものをしっかり握りしめる、とか、降りる駅を心の中で復唱するとか、もしくは、到着駅前でアラームをセットするとか。

良い案があれば、教えてください。