原題:NE TE RETOURNE PAS/DON'T LOOK BACK
【あらすじ】 ネタばれなし
主人公のジャンヌは、交通事故に遭った8歳以前の記憶がない。その過去の記憶を辿ろうとするうちに、まず家が自分の家でないような、夫や子供たち、そして母までもが他人に思え、あげくのはてには自分さえもが自分でないように見えてくる。精神的に不安定になりながらもその謎を解明する旅に出るというサスペンス。
【感想】
邦題は、怪しげなタイトルになっていますが、怪しい内容のものではなくミステリーに満ちたサスペンスです。
しかし、あらすじにも書いたとおりかなり変な話です。おおよその謎は解明できても、厳密にはよくわからないという印象を抱いた作品でした。幻覚らしき人物が、もはや幻覚ではなくなっていたり、幻覚が自分だったり。
作品の内容より、女優たちにスポットを当てた作品なのかもしれません。ソフィー・マルソーとモニカ・ベルッチ。二人とも美人でセクシー。二人で一役で同じ服装などをしているので、どっちの美人が自分の好みか比較できます。ソフィー・マルソーの顔が徐々にモニカ・ベルッチへと変化していく様子も見れます。
こうして比較すると、モニカ・ベルッチって目のメイクが濃いんだなぁ、とか、ソフィー・マルソーは少し目じりが下がっている目だなぁ、とか、モニカは頬骨が少し高いのか・・・と二人の美人についての違いを発見できます。今は二人とも40代ですが、若い時はソフィー・マルソーの方が美人だったんでしょうか。そんな印象を受けました。