リフレッシュの時間

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バッハ マタイ受難曲(抜粋)

こないだ合唱曲について書きましたが、もう映画のことも忘れてひたすら聴いています・・・。そろそろ映画も観たいような・・・。前回のモーツァルトの大ミサ曲以外に私の中でいま大ヒットしているのが、こちらです。
 
バッハ マタイ受難曲 BWV244(抜粋)イメージ 1
2007年2月28日発売 
 
演奏: ミュンヘン・バッハ管弦楽団
 
テノール:エルンスト・ヘフリガー(福音史家、アリア)
バス:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(アリア)、
 マックス・プレープストル(ユダ、ペテロ、ピラト、司祭の長)
ソプラノ:イルムガルト・ゼーフリート(アリア)、
      アントニー・ファーベルク(第1の女、ピラトの妻)
アルト:ヘルタ・テッパー(第2の女、アリア)
ミュンヘン少年合唱団、ミュンヘン・バッハ合唱団
1958年6-8月録音                              
第1部
01. 第1曲:Chor「来たれ、娘たちよ、われと共に嘆け」
02. 第2曲:Rezitativ「イエスこれらの言をみな語り終えしのち」(福音史家/イエス) 
03. 第3曲:Choral「心より慕いまつるイエスよ、汝いかなる罪を犯せるとて」
04. 第26曲:Arie「われはわがイエスのもとに目覚めおらん」(テノール/合唱) 
05. 第33曲:Duett「かくてわがイエスはいまや捕らわれたり」(ソプラノ/アルト/合唱)
06. 第35曲:Choral「人よ、汝の大いなる罪を悲しめ」
第2部
07. 第36曲:Arie「ああ、いまやわがイエスは連れさられぬ!」(アルト/合唱) 
08. 第45曲:Rezitativ「さてペテロは外に出て中庭に坐しいたるに」(福音史家/第1の下女/ペテロ/第2の下女) 
09. 第46曲:Chor Rezitativ「たしかに汝も、かの一味なり」(合唱/福音史家)
10. 第47曲:Arie「憐れみたまえ、わが神よ」(アルト)
11. 第58曲:Arie「愛よりしてわが救い主は死にたまわんとす」(ソプラノ) 
12. 第59曲:Rezitativ「彼らますます声を大にして叫びて言う」(福音史家/合唱/ピラト)
13. 第71曲:Recitativo「昼の十二時より地の上のあまねく暗くなりて」(福音史家/イエス/合唱)
14. 第72曲:Choral「いつの日かわれ去り逝くとき」
15. 第73曲:Rezitativ「見よ、そのとき神殿の幕、上より下まで真っ二つに裂け」(福音史家/合唱)
16. 第75曲:Arie「わが心よ、おのれを潔めよ」(バス) 
17. 第77曲:伴奏付きRezitativ「いまや主は憩いの床に安置されぬ」(バス/テノール/アルト/ソプラノ/合唱)
18. 第78曲:終結合唱「われら涙流しつつひざまつき」
 
リヒターという指揮者は、バッハの曲の指揮者で有名な指揮者なんですね。
 
一番好きなのは、16番のバスのアリアです。これは他の曲に飛び抜けて好きです。初めて聴いた時から聴き惚れてしまいました。とにかく旋律が美しいです。『G線上のアリア』の旋律で感動した時くらい胸を打たれました。
 
特にその前の下りから聴くのが好きです。13番から流して、15番の終わりの静寂から高まる合唱(「彼こそ神の子だ」と歌っている)を経て、場面がガラッと変わって始まる16番。この13番からの流れと16番の何とも言えない安心感と切なさみたいな雰囲気がすごく好きです。
 
歌詞カードを眺めてみると、私が特に気に入って聴いているこの13番から16番の場面は、イエスが十字架に張り付けられ刑に処され、死に、その後、復活する場面を描いています。16番の歌詞は「わが心よ、おのれを潔めよ、われはみずから墓となりてイエスを迎えまつらん」と歌っています。バスも声がいいよね~。
 
私が聴いているの同じ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの第75曲アリアをyoutubeで見つけましたよ~。
映像が「キリスト教!」ですが、歌声、歌い方、響き、余韻すべて最高です
第74曲のレチタティーヴォから始まり第75曲に入ります。
 
マタイ受難曲新約聖書の「マタイによる福音書」を曲にしたものですが、それについてはWikipediaに詳細に曲の場面の説明がありました。Wikipediaに感謝です。
 
私が聴いてるこのCDは、“抜粋”であり、全曲が聴きたくてHMVを覗いてみたら“全曲”が3,000円で売っていました。この全曲版はオットー・クレンぺラーが指揮者です。買って損はないかなぁ。ただ今考え中です。
聴いたことがある方がいらっしゃったら感想をお聞きしたいです。