リフレッシュの時間

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『グリーン・ゾーン』

マット・デイモン主演のイラク戦争の映画で、少し話題になった記憶があったけど・・・、記憶違いかなぁ。
 
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原題:GREEN ZONE  製作年度:2010年 製作国:アメリカ 上映時間:114分
監督:ポール・グリーングラス  脚本:ブライアン・ヘルゲランド
出演:マット・デイモングレッグ・キニアブレンダン・グリーソンエイミー・ライアン
    ハリド・アブダラ、ジェイソン・アイザックス、イガル・ノール

【あらすじ】  ネタばれなし
イラクで、大量破壊兵器を探し出す任務に携わるミラーマット・デイモンは、大量破壊兵器があるとして軍部から指定された地域に全く大量破壊兵器の形跡がなく、次第に、その情報自体に疑念を抱きはじめる。
 
大量破壊兵器など存在するのか。そもそも、その情報の出自はどこなのか。ミラーは、CIA幹部の協力を仰ぎ、軍部の命令に反してその追求を始め、徐々に考えられない真実が明るみに出てきた・・・。
 


【感想】

緊迫感もあり、マット・デイモンもよかったのですが、『ボーン』シリーズのイラク版のような印象を受けました。
なんでかな~と思ったら、監督が『ボーン・スプレマシー』と『ボーン・アルティメイタム』の監督なんですね。
 
だいたい、『ボーン』シリーズがそこそこ面白いから、この映画もそこそこ楽しめたのですが、話としてはあまり強く印象に残りませんでした。大量破壊兵器が実は存在しなかったこと、アメリカ政府がイラクで戦争するための口実だったことには、腹が立ちますが、もう苛立ちを通り越して呆れてしまい、この作品についても単なる『ボーン』シリーズの延長戦のような印象で終わったのかもしれません。
それに、イラク戦争映画だと、あまりに『ハート・ロッカー』の印象が強すぎて、それと比較すると霞んでしまうのも原因かもしれません。
 
とにかく、今はどうだか知りませんが、アメリカ政府が最低最悪だということだけは紛れもない事実ですね。
でも、もうこの手の問題は訳が分からないので考えたくなくなってきました。ただただ平和を祈るのみです。