リフレッシュの時間

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“吉村作治のエジプト展”

記事のアップが遅くなってしまいましたが、
先日、池袋サンシャインシティ文化会館にある古代オリエント博物館で開催中の
吉村作治のエジプト展』に行ってきました。公式HP⇒http://www.egypt.co.jp/egypt-ten/

 

この展覧会は、考古学者の吉村作治さんがエジプトで発掘したものを特集したもので、
一部、国立カイロ博物館の所蔵品が展示してありました。

 

個人的にこの展覧会の主な展示内容だと思ったものは、以下2つ。
 1.ミイラの作り方。
 2.古代エジプトにおける『死』に対する考え方。

 

ミイラの作り方に関しては、ミイラ作りのための技術・薬品が非常に発達したそうで、
その薬品の説明などが映像を通して知ることができました。

 

私も詳しくはわからないのですが、ミイラ作りにはエジプトの死生観がよく現れているそうです。

 

人間は、肉体バー(Ba)カー(Ka・精霊)の3つで構成されていて、
人間が死ぬと、この3つが分離するそうです。死んだとき、バーとカーは自由になり、
バーはあの世へと行くが、カーはこの世界を自由に行き来することができて、
バーがこの肉体の世界に戻ってきたときに戻る肉体を間違えぬよう、
ミイラにはそれぞれ見分けるためのマスクがつけられたとのことです。

 

バーとカーの関係がいまいちよくつかめないのですが、
カーは精神で、バーはカーと肉体をつなぐための働きをするもののようです。

 

死生観については非常に興味深かったです。
しかし、こういうのはしっかり本でも読まないとわからないですね。
映像での解説を見ながら、頭がこんがらがっていきました・・・。

 



『あの世』ってどうなっているんでしょうね。
昔高校生ぐらいのときに興味を持って、立花隆さんの『臨死体験』を読みました。
その時以来私が勝手に想像している『あの世』は、自分の一番輝いているときの年齢・状態の姿で、
すでに亡くなった人たちと自由に会ったりおしゃべりしたりすることができる楽しい世界だと信じています。
実際はどうなんでしょうか。

 

みなさんはどう思っていらっしゃいますか。