リフレッシュの時間

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“官僚たちの夏”第1話

7月5日(日)に放送された第1話を簡単に記しておきます。

この回は、戦後の自動車普及に対する取り組みです。ご参考に→“官僚たちの夏”HP第一話

1955年当時の日本では、まだ道は舗装されておらず、三輪車バイクがたまに走っている程度でした。
渋谷も恵比寿も、小さな個人商店のお店が並んでいるくらいです。

自動車は、米軍のジープが駆け抜けるくらいで、国産の車などほぼ走っていませんでした。

そこで通産省は、市民が買える安い車を作ろうと、ある小さな自動車会社を説得してその開発に乗り出します。

試行運転の際には、アメリカからディーラーを呼んでその様子を見てもらうことに。
国産の小さい車体にアメリカ人は「おもちゃじゃないのか、こんなのが走るのか」と馬鹿にしていたが、
その小さな車が時速100キロ走行が成功し、開発に携わった社員や風越初め通産省の人間も大喜びしていると、
アメリカ人ディーラーたちは、「日本なんかおもちゃばかり作ってればいいんだ」と言ってさっさと帰る始末。

アメリカに対抗するなんて無理だ、アメリカ産の車を輸入すればいいじゃないか、と言う人もいる中で、
馬鹿にされてやりきれない思いを募らせつつも、
風越は「今やらなければ、日本の発展はない」と踏ん張っていきます。


この第一話で、一番印象に残った言葉は、日本人の勤勉さを誇りに思っている主人公の風越が、
国産車開発に否定的な人々に対して言った、
アメリカにできたことが、日本にできないわけがない!!」という力強い言葉です。

うんうん、そうだよな、と、なぜか心の中で強くうなづいてしまったのでした・・・。



もう見てから1週間以上経ってしまったので、詳細は書けないのですが、
しかし、非常に胸を打たれ、勇気づけられた一話でした。

TVドラマでも、熱意ある真面目な作品があるのだなぁ、と今更ながらに思ったわけです。


次回は、近いうちに(忘れないうちに)第2話を記します。