リフレッシュの時間

自分の思いつくままに、好きなことを書いています

散歩 ~湯島天神~上野公園~

初めて湯島天神に行ってきました。
学問の神 菅原道真公にご縁のある神社に参拝しに行ったのです。

関西では、合格祈願する学生達はみな、菅原道真公が祭られている北野天満宮に行きますが、
東京では湯島天神なのですね。中学生やら高校生やら、浪人生らしき人たちに、その親・・・。
かなり混み合っていました。学生が書いた絵馬(今年は丑の絵馬)も藤の枝のように連なってました。

境内はそれほど広くなく、真ん中にお社が一つあるだけでした(と思います)。
ただ、小さな梅のお庭があって、今はまだ梅は全く咲いていませんでしたが、
見事な形の梅の木がたくさんありました。見頃の時期には、さぞキレイ&いい香りなんでしょうね!!

湯島ってで有名なんですね。まだ堅い樹皮に覆われた梅の蕾を見ていたら、満開の梅を見たくなりました。


ところで、湯島天神って、神社なのか仏教の寺なのかどちらなんだろうと調べてみたら、
そもそも天満宮とか天神というのが菅原道真公を祭った神社のことなんですね!
知りませんでした。日本各地にこの天満宮がいくつもあるようです。

ちなみに、太宰府天満宮北野天満宮では菅原道真公しか祭っていないのに対して、
湯島天神では、菅原道真公 だけでなく天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)も祭られているそうです。
そもそも初めこの天之手力雄命を祭っていたところに、後から菅原道真も祭ったそうです。

日本の「神道」って祭られている神の種類が多すぎませんか?多すぎて、神々の関係がどうなっているのか
私にはよくわかりません。かろうじて、天照大神が頂点にいることは知ってます。


この日は、湯島天神の、まだ芽しか出ていない梅の木の下のベンチで、
久々に会った友人と大判焼を食べながらおしゃべりして、その後上野公園まで散歩しました。

その途中、不忍池に訪れたのですが、この池、名前は有名だと思うんですが、随分汚い池なんですね。
ゴミだらけでビックリしました。ゴミのみの池ではなく、枯れたハス(?)などの草も一面に生い茂っていました。

不忍池の周りを散歩していると、弁財天があったのでその友人との流れに任せてそこでも参拝してきました。
一日に二つも違う神社を参拝して大丈夫なんだろうか・・・と、若干心配になりました。


いずれにせよ、湯島天神で引いたおみくじが大吉だったので、変な心配はしないことにします。

おみくじには、菅原道真公の和歌が・・・

東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花  主なしとて 春な忘れそ

梅のいい香りがしてきそうな和歌ですね・・・!
来月、機会あれば梅を観賞したいなぁ、と思った散歩でした。

イメージ 1酒井抱一の「梅の立木小袖」
東京国立博物館
琳派展で観ましたが、キレイでした。