“夕風ブレンド”

最近、めちゃくちゃ忙しくて、生活が癒し系のクラシックのテンポではなく、
なんとなくものすごく久しぶりに邦楽が聴きたくなって、これを出してきました。

疲れて疲弊しているときに聴くと、元気が出てきます。

スキマスイッチ
夕風ブレンド
3rd Album / 2006.11.29

01. 藍
02. ガラナ（album ver.）
03. スフィアの羽根（album ver.）
04. 惑星タイマー（album ver.）
05. 月見ヶ丘
06. 空創クリップ
07. ボクノート
08. ズラチナルーカ
09. 糸ノ意図
10. アカツキの詩（album ver.）
11. アーセンの憂鬱
12. 願い事
13. １＋１

私は、昔からあんまり頻繁にＴＶを見ないので、音楽番組もほとんど見ません。
そんな私がなぜスキマスイッチを知ったかというと、大学卒業後友達とみんなでカラオケに行ったときに
ちょうどスキマスイッチの“全力少年”が流行っていて、それを友達が歌ってたんですよね。

それで、「スキマスイッチ」って変な名前だなぁ、でもこの曲、結構いいなぁ、と。

そんな程度なので、スキマスイッチのことはまだそんなに詳しくはないのですが、
スキマスイッチって単なる一過性の流行物とは少し違うような気がします。
ミスチルと方向性が似ているかもしれませんが、ミスチルが単なる流行物ではないのと同じことだと思います。

２番の“ガラナ”はお気に入りです。
この歌、恋の歌なんでしょうが、私には恋愛の歌に聴こえなくて、自分を励ます応援歌のように聴こえるのです。

　♪成功の影にいつだって、憂いはつきものってもんだ　
　♪二の足を踏んでちゃ無理だって　脳みそでは解っているのだ

この歌詞が特に好きだなぁ。こういうのが、私の行動力とか原動力につながってると思います。

もちろん、中には、あんまり好きじゃない曲も入ってます。
でも、それ以上にいい曲が入っていると思います。

７番の“ボクノート”は聴けば聴くほど好きになっていった曲で、歌詞だけ見ると恋人への歌っぽいのですが、
恋人というより、色々ともがいている自分を描いているような感じです。で、最後に答えを見つける、と。

８番も好き～。“ズラチナルーカ”。
突然夕立が訪れ、雷が鳴り響く。
その光景を「響きだした空の悲鳴　光が舞った　街が沈む」という表現しているのが好きです。
全体的な悲しい雰囲気漂うメロディも好きです。

とまあ、こんな調子で、初めはそうでもなかったんですが聴いてるうちに好きになった曲がたくさん入っています。

ミスチルだと聴いているうちに、時と場合によっては感傷的になってしまったりするのですが、
スキマスイッチは（少なくともこのアルバムは）感傷的にもならないし、ほどよく元気になったり癒されたり、
気分転換になったり、私にとってちょうどいいあんばいです。